- Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091515698
作品紹介・あらすじ
文化系青春コメディー、ついに完結!!!!
鈴里高校と鵠沼学園の合同夏合宿。
「書の甲子園」に向けての作品作りも終盤に。
皆が次々と書き上げていく中で、
ようやく何を書くか決めたユカリは、合宿最後の夜に徹夜で挑むが――
一方、望月はこの夏合宿で書き上げた作品を最後に、
書道部を辞めて柔道部に専念することに。
しかし、彼女の本心は……
果たして二度めの「書の甲子園」の結果は如何に!?
【編集担当からのおすすめ情報】
ユカリが「書の甲子園」の作品に何を書くのか!?
書道部を辞めることになる望月の本心は!?
そして、「書の甲子園」の席上揮毫に挑むユカリは…!?
と、見所ばかりの最終巻第十四巻ですが、
さらに描き下ろしの後日譚も収録!!
鈴高書道部の皆に会えるのもこれが最後。
ど素人から始めたユカリと望月の成長を、ぜひ見届けてください!
感想・レビュー・書評
-
>迷いながら
>ぶつかりながら
>揺れながら
>過ごした日々を いとしく思う
マンガワンで一挙配信やってたので再読。
最高の書道マンガ。
筆を使ったことのある人はすべからく読むべき。
中学まで5~6年お習字をやっていたけど、書道がこんな世界だなんて全然知らなかった。
そういう、マイナーで広く一般に知られていないことを教えてくれる物語って素晴らしいと思う。
そもそもマンガとしても素晴らしい。
登場人物がみんな好ましいし、それぞれの心の動きの追い方が丁寧。
ヒロインの縁が成長する様は見ていて楽しいし、主人公望月ががんばる様は共感をもたらし勇気を与えられる。
いい少年漫画です。
これで知った「寧ろ拙なるも巧なるなかれ」は座右の銘。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世にも珍しい書道漫画として、最初から最後まで楽しく読ませていただきました
-
書はかっこいい。それを教えてくれた作品だった。
機会があったら自分でも勉強してみたい。 -
最終巻!「なんでわざわざ読めなくするのかなー書道って。ぜんぜんわかんない!」1巻の結希の言葉はそのまんま私の言葉。まぁ、14冊読んでも私にはわからないままだったけど(笑)ただ、金文や篆書はそのわからなさが楽しいんだわ。きっと行書草書前衛書等もそう思う人がいるんだろうね。純粋に文字の流れや美しさに惹かれる人もいるんだろうけど。この作品を読んで、青山杉雨氏のことを知れたのはよかった。書の甲子園、一度行ってみたいなぁ。
-
最終巻。
いい終わり方だった。前巻の衝撃的な書からどんな書を書くのか楽しみだった。
縁の書は良かったし、作者のあとがきもジンときた。 -
最終巻。
縁の書の甲子園に出す作品の文言が、甘酸っぱくておじさんノスタルジーに響く響く。そして、その文言は、これからもずっと続いてゆく日々の事でもあるわけです。
おじさんに響く響く。
「帯ギュ」からの読者にとってのサービスもうれしい。
リアルタイムでそれぐらいの年月なのか。
というわけで、響いた縁の作品引用。
「迷いながら ぶつかりながら 揺れながら 過ごした日々を いとしく思う」 -
スッキリする終わり方。
最後の最後に最初のアレが来るのもなかなか良かった。…って何言ってるかわからないね、これじゃ -
青春です。書道、人間性や技術を磨くこと、そして青春の素晴らしさを見事に描いた良作!
-
最終巻。
ペン字習い始めたから参考になるかと思って読んでみた。
ハイレベルすぎて、まったくなんの参考にもならなかった(笑)。
ド素人がこんなに書けるかー?!
面白かったからいいけど。 -
完結! 終わっちゃったなぁ。
人間関係方面でもうちょっと何か大きなドラマが
あるかと思ったけど、まあこんなものなのかも知れないねー。
でも、それぞれに成長や変化はしっかり感じられて、
爽やかな終わり方だったと思います(^^)。