桜通信 1 (ヤングサンデーコミックス)

著者 : 遊人

• 小学館 (1995年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[キじばと。。さんの感想 · 2017年5月28日]

東京の大学を受験するためにホテルに宿泊した18歳の因幡冬馬（いなば・とうま）のもとに、一つ年下の美少女が訪ねてきます。春日麗（かすが・うらら）という名前の彼女は冬馬の従妹で、幼い頃に彼に出会って以来、一途に彼のことを想い続けていたのですが、冬馬はすっかりそのことを忘れてしまっており、彼女のことをブルセラ少女だとカン違いしてしまいます。

そんな彼は、慶応大学の受験会場で四葉美咲子（よつば・みえこ）という美女に出会い、一目惚れしてしまいます。そしていよいよ合格発表の当日、美咲子は見事に合格していたのに対し、冬馬は不合格だったことが判明しますが、彼女の前でいい格好をしたい冬馬は、合格していたと嘘をついてしまいます。その後も彼は、慶応の入学式や新歓コンパに参加し、ついに美咲子と同じ部屋で一夜を過ごすことになります。

その一方で、冬馬は来年こそ合格をめざして、叔父の家に居候しながら予備校に通いますが、叔父は海外に行っており、麗と一つ屋根の下で暮らすことになります。しかし彼は、麗の積極的な言動から彼女が男性経験豊富だと思い込み、美咲子とセックスするための練習のつもりで乱暴に彼女を犯そうとして、彼女の心を傷つけてしまいます。

ヒロインの麗は健気過ぎ、主人公はクズ過ぎ、という印象です。ついでに美咲子は、悪女の匂いがぷんぷんします。ラブコメの場合、主人公が好きになれないと、なかなかストーリーに入りづらいところがあるので、今後冬馬にはもうちょっと格好いいところを見せてほしいところです。

[揚げフライさんの感想 · 2014年4月1日]

遊人せんせの描くJKはすばらしいおね

[土屋さんの感想 · 2005年10月9日]

これ、１巻しか持ってません。
そこまで浪人君のことを好きでいる意味が分からない(笑)