鉄腕バーディー (7) (ヤングサンデーコミックス)

著者 : ゆうきまさみ

• 小学館 (2004年12月3日発売)

作品紹介・あらすじ

▼第66～67話／牙の時代（12～13）▼第68～76話／侵蝕（1～9）▼らくがきマンガ／あおいケモノ●主な登場人物／千川つとむ（ごく普通の高校生。現在、バーディーと体を共有中）、バーディー・シフォン・アルティラ（宇宙連邦警察の女性捜査官。瀕死の重傷を負わせてしまったつとむに、自分の体を提供している）●あらすじ／スピリッツという薬物を投与し、人体兵器の製造をしていた真僕会病院から、実験台にされていた千明を助け出したバーディー。一方、病院側と氷川は、バーディーとの再戦に備えて分析を開始する。さらに、千明の変わりとなる"Cサンプル"提供者が必要となったことから、氷川は一人の女性を連れてきて…（第66話）。●本巻の特徴／千明を助けた一件の報告が遅れた罰として、一切の行動を7日間禁止されてしまったバーディー。一方、なぜかバーディーに一目惚れした千明が、彼女に会わせるようつとむに頼んできた。バーディーは謹慎期間終了を待って千明の体を検査しようとするが、そこに病院関係者と思われる謎の女が現れて…!?●その他の登場人物／千明和義（つとむの同級生。過去にレビによって調整を受けた特殊な体質を持つ）、クリステラ・レビ（謎の多い凶悪テロリスト。現在はある宗教団体を隠れミノに日本に潜伏中）、氷川（クリステラ・ラビの取引相手。スピリッツの人体兵器研究に携わっている） 、早宮夏美（つとむの同級生で、幼稚園からの幼なじみ）、須藤（つとむの同級生で、千明の親友）

感想・レビュー・書評

[しろたさんの感想 · 2018年10月19日]

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[消息子さんの感想 · 2016年3月11日]

　さしたる目的もなく日々漫然と過ごしているだけだったつとむにとって宇宙人バーディーと一体となることは迷惑以外の何でもなかったわけですが、人並み程度には正義感も義侠心もある平凡人のつとむはバーディーに課せられた使命に一定の共感を寄せて、協力していこうという姿勢が強くなっていきます。
　友だちの千明がスピリッツ投与による超人化の実験をされており、今までは宇宙人同士の問題としか思っていなかったのが、つとむ自身のまわりにも事件が広がってきたからでもあります。新興宗教団体・浄化学館の附属病院に入り込み、千明を強奪してきたバーディーは謹慎処分となり、千明はバーディーに惚れてしまいます。
　その千明はレビによってアルタ王にすることが目論まれていることがちらっと出てきます。人間にスピリッツを投与し超人戦士を作る実験をしている氷川とレビの間にも、そしてバーディーと他のアルタ人捜査官の間にも、不協和音が走っています。

　おまけマンガはバーディーに惚れちゃった千明「あおいケモノ」。

[あるふぁさんの感想 · 2012年1月29日]

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[Sevenさんの感想 · 2007年8月9日]

ウィージ・ガッハウさんのふくれっ面にちょっとトキメいた(笑)。犬顔だが非常にかわいらしい。

[akihide2005さんの感想 · 2006年2月19日]

'06-2-14読了

[chiroさんの感想 · 2004年12月25日]

千明のキャラクターが頭角をあらわしはじめた。オモロイキャラだ。本編中ではキーマンで危ない感じになりそうだけど。しっかし、三度目の漫画化ってのも珍しいよなあ。

[たろささんの感想 · 2004年12月19日]

ちょっと話広がりすぎてダレ気味？　活劇シーン少なめなのも物足りない。

[らいすさんの感想 · 2004年12月8日]

リメイク（リファイン？）から始まったのがここまで長くなるとゎ。相変わらず話の緩急の付け具合が巧いなあと。

著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ～る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る！』。

「2019年 『ゆうきまさみ　増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」