MARCH STORY 2 (サンデーGXコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 106
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091571960

作品紹介・あらすじ

18世紀・ヨーロッパ 男装の狩人が悪魔と対峙する!

舞台は18世紀ヨーロッパ。美しく精緻に細工された品物に宿る悪魔「イル」を探し求め、マーチは旅を続けている。

●主な登場人物/マーチ(美しい骨董品に宿る邪悪な命「イル」を探し旅する少女。イルを狩る者「システ・ビハード」でありながら、自身も棘荊(いばら)のイルを宿している。恋に落ちると、イルに侵食されてしまうため、男のように振る舞っている)

●あらすじ(第5話)/占い屋も兼ねたジェークの店に、とある屋敷で執事をしている老人が相談にやってきた。同じ屋敷で働く年老いたメイドが、屋敷周辺に現れた白い森に消えてしまったというのだ。それがイルの仕業だと判断したジェークは、事態を解決するためにマーチを派遣。同じイルを狙うベルマという別のシステ・ビハードに尾行されているのも知らず、マーチが森に辿り着くと、彼女の目の前に亡くなったはずの姉の姿が…!? その他、マーチの様々な活躍を描く全5話を収録!

●本巻の特徴/完璧な美を誇る骨董品に宿る「イル」。それは人間の欲望に応えるように目覚め、血を求める悪しき存在…だが「イル」とて、ひとつの“命”である。触れた人間に出会いをもたらし、ときには救い、そして共にある――。イルを求めて旅するマーチを待つのは、果たして…?

●その他の登場人物/ジェーク(マーチにイル狩りの仕事を斡旋する、元システ・ビハードの占い師。マーチの「秘密」を知る唯一の人物)、 ローディン(マーチと親しい骨董品店の主人。美しい姿に似合わず、腹黒いところも。マーチが女であることは知らない)

【編集担当からのおすすめ情報】
現在の漫画界で最高峰の画力を誇る、梁慶一が新進気鋭の原作者、金亨敏と新コンビ結成。この第2集では新たなシステ・ビハード ベルマも登場して、物語はますますヒートアップ。担当個人的には第6話の「イル」、ヒューラーの話に号泣です。

感想・レビュー・書評

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  • 1巻で面白いと感じ、今巻で益々面白さが増しました。
    べルマ、凄い筋肉隆々。そして結構下品。
    Marchが女の子って知った時の反応が楽しみです。

    Lodinの昔話と、カツラのイルの女の子。
    読んでて悲しくなりました。
    何とか生きれなかったのでしょうか。
    おじ夫婦に疑問も持たず真実を知らなったばかりに、
    再会しても喜とはいかなかったLodin。

    他にも今回は悲しい話しが多かったです。
    イルをお腹に宿して、
    お腹から出てきても直ぐに天に昇って行った赤ちゃんや、
    目を抉られた女の子が。
    この女の子達の話しでは最後にビドフがお陀仏になって清々しました。

  • 1巻ラストでマーチの過去が明かされ、いよいよお約束の壮大なシリーズ物に入るかと思いきや、泣けるショートストーリーに少しずつキャラクターの過去を交える手法だったのが◎

    当初、イルは絶対悪な存在だったのに、この巻に登場するイルはそれぞれ人間臭く情があり、むしろ滅びるべきは人間という・・・設定自体ぶれてきた。ただし、そのぶれがこの巻収録の話を面白くしているので痛し痒し。
    #8.-『ネロンが抱いた黒い瞳』は特に印象的で、ラストシーンのローディンがどこか中村主水みたいでゾクっとする。そして窓の外!

    男装女子、マーチのことを男と断定しつつロックオンする(ガチホモなのか非モテなのか・・・)ゴリマッチョの新キャラ、ベルマが予想外に冷静で、逆に直情的で単純すぎるマーチに道理を説く場面はなかなか興味深い。

  • 1巻は割りと軽そうな話に思えたけれど2巻で登場人物の様々な暗い過去が登場。
    重い方向に行ってしまうのかな。

  • 人間の闇は、この物語でも深そうです。

    でも、光もあるかな?

    とりあえず、ジェーク、かっこいいです。

  • 2009/12/18
    ⇒中古待ち

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