桜の国から・霧の国へ (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 62
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091670281

作品紹介・あらすじ

落ちぶれた伯爵家の若当主・桜小路千春(さくらこうじちはる)は、資産家の風早(かざはや)氏から後ろ盾の申し出(男への身売り!?)を受ける。男として複雑な思いに悩む彼は、家を飛び出し、馬を走らせるが、途中で落馬してしまう。目が覚めると、そこはイギリスで、見知らぬ女性の体になっていた!!!? 日本男子と英国令嬢の中身が、海を越えて入れかわる痛快トランス・ラブストーリー!
●収録作品/桜の国から・霧の国へ/霧の国から・桜の国へ/桜の国のわたしと霧の国のわたし

感想・レビュー・書評

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  • 作家買い(買い忘れ)。これは…精神的BL!?になるんだろうか。続きはないんだろうか?

  • 変形「転校生」もの。国を隔てた入れ替わりだけど、あっさり本体にめぐりあえる。ありえない美男・美女の恋愛もののようでいて、一目ぼれするのは外見に対してではないって言ってたり、名香智子なだけに、性(性別もジェンダーも行為としての性も)についての考察もめぐらされてたり。
    キャラも(いつもながら)自立(自律)していてそれぞれ魅力的。
    チハルも、カロラインも、入れ替わったほうが向いてるみたいだから、元に戻らないといいね。カロライン(体は千晴)は、風早をパートナーとして、事業をがんばるといいんじゃない。風早にとってもそれがよさそう(いい人のナンシーがとりあえず幸せになりそうだから、いい人で頼りがいのある風早にも幸せになってもらいたい)。
    桜小路の御母堂がけっこう好き。

  • 名香さんのファンタジーもの。
    キャラがどこかで見た感じなのもくすりとさせられます。少しの毒と甘い展開。
    名香さんは、いたずらに感情を煽ったりしない淡々とした描き方なところが好きです。
    続編もあったらいいのに…。

  • 17歳のの日本の伯爵と、英国の伯爵令嬢の中身が入れ替わってしまった。 1冊で終わりかと思ってた。どうなるのか、早く続きが読みたい。この方の描く、薫り高い上品な感じが大好きです。

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