- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091670298
作品紹介・あらすじ
高校時代、アマチュア無線が唯一の楽しみだった冴えないサラリーマンの大河内寿三郎(おおこうちじゅさぶろう)は、顔も名前も知らないかつての交信仲間の女性を忘れられずにいる。そんなある日、社内の間違い電話から、彼女によく似た声を聞き…。ちょっとワケありな男女の恋を描いた恋愛傑作集。
感想・レビュー・書評
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短編集。
毎回思うけれど、西さんの描く女性は清楚、家庭的、しとやかという言葉がよく似合う。なのにきちんと色っぽい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本、発売直後に本屋で見かけて以来探していた。
黄色の目立つ表紙、無線機をここまで書き込んでいる細かさと素敵な眼鏡男。
この数日後に「娚の一生」に出会い、同じ作者だったと知って即買いしなかったことを激しく後悔した。
内容は思ったとおり、ダメな男か女が強い相手に押されたり引っ張られて幸せになるパターン。だいたい同じようなパターンだけど、画で魅せてくれるのでハッキリと別エピソードだと思うから不思議だ。
あとは動きのある髪と、つぶらな瞳で笑わない口元。
これが一番ツボらしい。 -
大人のラブストーリー。
ふわっと 幸せ -
中心人物がコンプレックスがある一癖ある人物で面白い。最後ハッピーエンドなのも好き。
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なんというか大人な話ですな。描かれている感情が大人!
無線の話が可愛かったー。 -
ドライブシーンでウテナを思い出す
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メガネ男子好きにはたまらない、3つの恋愛短編。どこかファンタジーっつうか、ご都合主義な展開ではあるものの、そこを逆手に取ってる感じがうまいです、西さん。ちょっとずれると滑稽で陳腐になりそうなところを、ほどよくコミカルに描きながら独自の世界観に仕上げるところがすごいな。西さんの描く男性、どこか偏屈で不器用で、変なとこ真っ直ぐすぎるのに妙にセクシーで、たまらんです。
「海の満ちる音」は、この後に発表される長編「姉の結婚」を彷彿とさせられた。合わせて読むと面白いかも。