女の子ものがたり

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著者 : 西原理恵子
  • 小学館 (2005年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091792754

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女の子ものがたりの感想・レビュー・書評

  • 生まれた家庭とか地域によって、将来もある程度決まってしまうのかな…こんな子供時代だと早熟にならざるを得ないよなぁ…

  • 西原理恵子『ものがたり』3部作の2弾目に当たります。『上京ものがたり』の主人公の少女時代を描いた本書では経済的にも学力的にも恵まれない3人の女の子の友情物語が描かれております。琴線に触れました。

    『ものがたり』3部作の第2弾になります。しかし、時系列からすると、これが一番先頭に来ます。『上京ものがたり』の女の子が地元でどのような生活を送ってきたのか。それが綴られます。そこは山と海がある。というかそれしかない田舎町で経済的にも学力的にも恵まれているとはいいがたい3人の女の子がそれぞれの運命をたどる、というものです。

    相当に自伝的な内容を多く含んでいるので、モデルとなった子がきっといるのでしょう。田舎の中高生のやることはどこも変わらないなぁとただ、それが男か女かによってその後の運命が違ってくるなぁということを読みながら思っていました。

    ただし僕は不良とも付き合ったことがないし、彼らがたまっているようなところにも行ったことがないので実際のところはよくわかりませんが、古い記憶を掘り起こしながら考えてみて、少なくとも性に関するところは似たような話を聞いたことがあったなぁと思いながらページをめくっていました。

    中盤あたりでそれぞれの運命が分かれ始め、仲良しだった3人が徐々に離れ離れになっていく場面になってくると、自分にも似たような経験があって、それを思い出してしまいました。

    個人的には気になった女性にこの作品を読ませて、この世界に共感をもった方と本格的にお付き合いをしようかという一種の『リトマス紙』的な位置づけをしております。

  • ともだちって、選べるみたいでいて、実は選べないのかもしれない。
    そんなことを、思いました。

    シビアな現実と、限られた選択肢。
    描ける幸せは、頭の中で想像できる幸せでしかなくて。
    否定でも肯定でもなくて、同情でも憐れみでもなくて、純粋に、そういう生き方しかできなかったんだろうなぁ、と感じさせる生き方が描かれていました。

    こんな風に人を見つめられるサイバラさんは、素敵だな、と思いました。

  • 西原理恵子さんの描く子供のこ汚さ具合とヤンキーキャラはいつ見ても良いな。
    可愛げのない子供達が時々見せる切なさとあどけない表情も魅力的。
    でもってシビアで下品なのにどこか物悲しい。

  • なんとも言えない読了後の気分…

  • すごく好きな作品。笑いどころにも、さみしさを感じさせるのは「上京ものがたり」にも通じるものがあるような気がした。かわいらしい線の絵だからこそ、作品の中のさみしさはより際立つのかも。でも今のところ西原作品、面白く読んでるけど、僕には少し重すぎる。

  • 2016.4.9 図書館
    読んでてちょっとつらい。
    ごく普通の家庭に育ったから共感できない部分もあったけど、女の子の裏の気持ちを…自分で隠してる…もしくは気づいてすらいない気持ちをパッと文字にして書いていたりして、ぐさっとくる。

  • 地獄のような気持ちになる。
    いち読者を地獄のような気持ちにさせる作品の力はすごい。でもこの気持ちの背景に、自分のこれまでのなんやかやが多大にあって、普段見ないようにしてるから。なにか結論めいたことおもっては、でも、でも、と反論しつづけて落ち着かない。

    母親に本すすめられたのなん十年ぶりかなあ?

  • これはなー、妙なリアリティがあって生々しい。生々しい物語を付き付けられて受ける印象は嫌悪感か、同情か、共感か。出てくる男の人がことごとくクズな所が生々しいんだよな。色々あって人間って成長していくんだけど、女の子の方が複雑な気がする。どうか皆最後まで昔話で笑える友達であり続けますように。

  • なんか、NHKで描いたりしていて、最近メジャーな西原理恵子です。

    でも、こういう西原理恵子原作な物語は、きっと、けっしてNHKでドラマ化されることはないんだろうなぁ。

    ストーリー自体は、いろいろ矛盾したところとかあると思いますが、気持ちの部分、見方の部分で、すごくリアルで、そういうところが、この人のマンガのすごいところです。

    そして、子ども時代だけではなくて、それをずーーーっと、大人になった時までの連続としてとらえています。

  • NHKのドラマを見ました。子供の頃、豪快な義父からの愛情。西原ねーさんの豪快な胆力はここから来ているのかなぁ。

  • 面白く読みました
    じょ、叙情…なんとやら?

  • 切なくて涙がでた。 女の子の一生、そのやるせなさを、時に繊細に具体的に時に幻想を織り混ぜて、こんなふうに鮮やかに見せ魂に訴えかけてくる作品として表現できる西原理恵子 は天才だと思う。

  • サイバラセンセのちゃんとした(?)読み切りの漫画作品としては、最高傑作かなと思います。

    「いけちゃんとぼく」とかは漫画作品というよりは絵物語・絵本に近いような。

    しかしまあ、そんなジャンル分けは対して意味は持たないと思ってます。

    自分が西原作品を網羅してるわけではないですが、これまでは「ぼくんち」が好きでした。

    それにしても、映像化がかなり多いですね。サイバラ作品は。

    まさかの「毎日かあさん」TVアニメもありましたが。

    大体は実写映画。

    「パーマネント野ばら」
    「ぼくんち」
    「毎日かあさん」
    そして
    「女の子ものがたり」

    この中で映画を見たのが「ぼくんちだけなので、残りの出来栄えも楽しみ。

    本作はかなり筆者の実体験に基づいたサイバラヒストリーみたいな感じがします。

    語られるエピソードがこれまでにもあちこちで出てきたものだし、実体験として語られてきたものも沢山あります。

    その他のカラー作品によく見られる水彩の淡い色彩で描かれる、超リアルな女の子の実態。

    アホでヘタレな女の子なんだが、年頃になると、なんとなく上手に「女」を演出できるようになっていくのですね。

    田舎=純朴というこれまでの図式を破壊し続ける設定は、正味のところで勝負し続ける西原理恵子の揺るぎない切り口で、誰も否定することができない部分です。

    田舎でも都会でもないところで生まれ育った自分としては、そのような田舎のエグさをいつも再認識させられます。

    人間についても、本当に嫌な嫌な部分をこれでもかと抉り出し、それと対比させて、それでも捨てたもんじゃないよというメッセージも見えてきます。

    この間、朝日新聞上で西原理恵子についての連載がありました。

    これまで語られてこなかった現実の西原さんでした。

    彼女の強さと才能には全く脱帽せざるを得ません。

    どこまで本気なのかと思っていた高須センセとの結婚も、一番大事なのは子供であり、高須センセはいつでも切れるというような意味合いの事を言っていました。

    繰り返し語られる金の話もペン一本でここまで上り詰めた西原理恵子だからこそ重みがあります。

    多分、放っておくと前のめりにつんのめってペンを持ったまま絶命してしまいそうな気もしますが、それにブレーキがかけているのが前夫カモちゃんであり、子供以外の拠り所として高須センセを選んだのかもしれません。

  • まわりが少し変な人ばかりの中で少女時代を過ごした人の話。
    ヤンキーとか、薬やってる人とか、親がおかしい友達。
    それでもちゃんと友情があって、その中で成長していく。

    子どもって親のレベルで周りと差がつくんだと思った。

  • 古き良き時代といわれる頃を美化しないで描いた作品。

    いいことはちょっぴり。
    辛いことはたくさん。

    でも、進むしかなかった。
    それでも生きてた。


    胸が苦しくなる話が多い。
    ただ西原さんがあっけらかんと描くから、そこまで重くなっていない。
    すこし笑えてしまう古き良き時代。

  • 『いけちゃんとぼく』にも通じる感じがする作品です。
    西原さんの子どもの頃に経験した、当時で言えば些細な事も大人になった今では大事な事だったのかもしれない。そう思わせてくれる作品です。

  • 自分は読んでましたが、娘(小学生)が図書館で自分で借りて「感動した」って言うので、親としては複雑(笑)。この酸っぱさがもう解るのか…。オンナだなぁ。

  •  西原理恵子さんの幼少期から高校までの自伝的なマンガです。ウソはダメだと解っているのにウソをつく。盗みはいけないと解っているのに盗んでしまう。そんな友達とともに過ごした青春の話。でもまともな友達の持つ常識の白々しさも嫌い。好きなことがどんんどんなくなっていくという閉そく感の中、何に期待を持てばいいのか…
     ここから出てやる、という上昇志向や成り上がり感はなく、淡々と語られます。

  • 映画を観た後読みました。
    映画とあらすじは同じでしたが、どちらも私には重かったです。
    ただ、こういう問題は現実にあることなんだな、と思い直して、この本の価値はそのリアリティかなって勝手に思いました。西原さんの世界観ってやはり独特だと思います。

  • 西原さんの漫画を初めて読む。
    こんな風にせつないとは!

  • もう
    こんなともだちは
    一生できないと思う。

  • 女の子の誰もがもっている残酷さが淡々と書かれてる。
    人間の良いところも悪いところも受け止めれる西原さんの懐の広さを感じる本。

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女の子ものがたりの作品紹介

感涙の傑作『上京ものがたり』の女の子は、昔はこんな子だったんです…こんなともだちは一生できない。

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