瞳子 (ビッグコミックス)

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著者 : 吉野朔実
  • 小学館 (2001年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091793713

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瞳子 (ビッグコミックス)の感想・レビュー・書評

  • 瞳子という名前のプー太郎してる女性の話。日常が描かれている。人間関係のつながりの弱さ、人間関係の危うさについて認識させられる。人間の関係ってすぐ壊れるなぁ…と思いつつそういう所が案外楽だったり…

  • 心の奥底にどこかひっかかってくる。日常的な話なのに、どこか非日常に見える。第三者の視線がある。

  • 「年齢を重ねると少しずつ人生の謎は解けてきますが、だからといって不安が無くなるわけではないし、情緒が安定するわけでもありません。」
    「今日は昨日の続きじゃない、だから、明日も今日の続きじゃない」

  • 学生時代、ですからもう10数年以上も前に
    買った本だったと思います。
    先日本棚の整理をしたら出てきて、
    大切にとっておいたものらしくとても状態がいいのです。

    表紙もとても凝っています。
    吉野朔実さんのイラストが淡い色彩で入っていて、
    型押し加工までしてある。綺麗な本。
    買った当初のことを思い出しながら再読しました。


    大学を卒業したものの就職もせず、
    たまにバイトをしながら自宅で暮らす、
    今で言うとニートになるのかしら、女の子のお話です。

    親に甘えて一見のらりくらりと気ままな生活を送りながら、
    その内面は子どもと大人の狭間くらいでゆらゆらと揺れている。
    吉野さんは淡々とした描写のなかに、
    その微妙な心情をじつに細やかに拾っていらっしゃいます。

    自分のなかにもかつて確かにあった感情を
    ほろ苦く思い出しながらまた、大人への階段があるとすれば
    その踊り場あたりで足踏みをしながら
    じっと大人を観察しているその眼差しにどきりともさせられて。

    歳を経て読みかえしてもまた、違った味わいがある。佳作です。
    そんな本だからこそ、大切にとっておいたのでしょうね。

    当時の自分と握手するような気持ちで、
    そっと本棚に戻しました。
    また時間をおいて読み返すのも、おもしろいかもしれません。

  • 図書館で何気なく借りた、初めて読む漫画家の漫画。全部で6話。「俄か雨」は瞳子と母との話。「お葬式」は瞳子と父との話。この2つの話は思わず泣けた。

  • ずいぶん前にツレが買って、貸してくれた本。あまりに私が気に入っていたので「それあげるよ」と借りたまま私のものになった本。日常の何気ない風景なんだけど、なぜかじんわり心に沁み入る。今でも大切に本棚に閉まってある。たぶんこれからもずっと私の傍に置いておくであろう一冊。

  • じわじわくる。
    淡々と描かれているけれど、時折底なしに深い。

  • 自分に正直に、好きなように生きてる瞳子。
    あまり彼女には共感しないけど、
    森澤や天王寺みたいな友達がいるのはうらやましい。
    森澤母も素敵だ。


  • 母親と何らかの確執のある方にお勧め。

  • 吉野さんに対して油断を持ってしまった頃にこれを読んで、ガツンとやられてしまった。瞳子のような性格は、昔はもっと若い時代に体験したように思うけど、今はこの年なのか。

  • どこの本屋さんでも見たことなくて、ネットで手に入れた本です。表紙が綺麗なんですよぅ。

  • 丁装が美しい。物語はどこにでもいる20歳前後の若者特有のダラダラした生活の話。主人公は著者自身らしいのだが、そう考えると昔の若者もちょっと昔の若者も(ぢぶんのことだ)今の若者もやってることは変わりないのに社会が変わるとこうもとらえられ方が変わるのかと思ってしまう。どっちの方が良くってどっちが悪いというのはないけど、今は余裕がなさ過ぎるなと思えてくるよなぁ。

  • 1巻のみ。<br>
    <br>
    中国茶とかイーノとかさりげなく出てくるのがマル。<br>
    たまにはこのくらいゆっくり過ごしたい。<br>

  • 今でいうパラサイト。バイトした金を家に一銭もいれずに皿を買う。自分の母親を「あなた」といい嫌悪する。真面目に働いている姉をバカにする。私はこういう人間が大嫌いだ。また、同世代でなつかしい、とか、気持ちがわかる、という人もいるが、瞳子に対して批判的な目を持っていないならば大変気持ち悪い。若い頃はそんなんだという意見もあるかもしれないが、二十歳未満の人間でも瞳子はおかしいと気づくだろう。瞳子と同類でない限りは。

  • 丁度瞳子と同い年の頃に読んだから特に感慨深い。

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