美味しんぼ (95) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.41
  • (6)
  • (4)
  • (22)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 146
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091803689

作品紹介・あらすじ

▼第1話/蒸しの意義▼第2話/焼酎革命(1~6)▼第3話/ゴボウの教え(前・後編)

●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞社文化部記者。膨大な食の知識を持つ「究極のメニュー」担当。ゆう子と結婚し、双子の父に)、山岡ゆう子(旧姓・栗田。東西新聞社文化部記者。士郎とともに「究極のメニュー」を担当)、飛沢周一(東西新聞社文化部記者。取材を通して雄山に心酔し、弟子のような存在に。「究極のメニュー」の次期担当候補でもある)
●あらすじ/ゆう子が再び妊娠し、喜びに沸く山岡家と文化部の面々。だがそれは、育児と出産を同時に抱える彼女が、今後の取材に参加できないことも意味していた。そのため、大原社主たちは今回をもって「究極のメニュー」を終了させるか、別の担当者に継続させるかの判断を迫られることに。そんな中、一同は飛沢と難波に焼酎の店へ連れ出されて…(第1話)。
●本巻の特徴/士郎の部下にして、雄山の弟子でもある飛沢周一。士郎から「究極のメニュー」の次期担当候補に推されているとも知らず、“焼酎”で資質を試されることになった飛沢だが…? 表題作「焼酎革命」他、全3話を収録。
●その他の登場人物/大原大蔵(東西新聞社主)、小泉鏡一(東西新聞社取締役編集局長。プライドが高く、自説を曲げない頑固者)、谷村秀夫(東西新聞社編集局次長兼文化部長。温厚な性格で常に冷静。部下からの人望が厚い)、富井富雄(東西新聞社文化部副部長)、難波(東西新聞社政治部記者。ゆう子の先輩で料理研究家の紺野と恋仲に)、海原雄山(超高級料亭「美食倶楽部」を主催する希代の美食家。自分に反抗し家を出た実の息子・士郎を勘当、「至高のメニュー」で対決する)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【蒸の意義】
    清蒸の極意とは 蒸しすぎず 蒸したらず ちょうどいいように。
    それは 骨でわかる。
    それだけで料理が成り立つ。

    【焼酎革命】
    焼酎は 大きな変化を迎えている。
    焼酎は 発展途上の酒である。
    原料の選択、黒こうじと白こうじ、カメとタル
    蒸留装置、そして 熟成方法。
    様々な組み合わせと試行錯誤によって 新しい焼酎が産まれ始めている。

    【ごぼうの教え】
    泥臭いごぼうを 和菓子に使う。
    をさの音。上品で洗練されたごぼう。
    ごぼう料理を いかに洗練させた味とするのか。

  • 「焼酎、興味ある?」と母が一言、貸してくれました。
    芋焼酎をロックでしかまだ飲んだ事がなく、これからの焼酎を飲んでみたいと思わされる作品でした。
    それから最初に収録されている話も、物事の意味を考えさせられる話で、自分の今の仕事、これからの仕事でも心構えのようなものを教えてもらえたような気がします。
    全体を通して、「あー…そうだよね」と納得してとてもすっきりしました。

  • こんな感じのいいもののおいしい飲み方食べ方を紹介する内容なら素直に読めるのですが・・・

  • 10年数ぶりぐらいに読んだ美味しんぼ。好きな焼酎の話というこで知人から借りたんだけど、山岡と栗田さんとうとう所帯を持ったんだねえ。子供もいて。しかも3人目!なんか感慨深いなあ。ストーリーは、まあいいや(笑)

  • ついに95巻となった人生のバイブルw
    ウンチク系の大御所。結婚前までがピークで後は…という声は多いだろうが、もはや美味しんぼにおいてそんな事はどーでもいいn(信者)
    が、今巻でちょいと動きが。究極のメニュー後継者育成を使って雄山と士郎の確執の最終決着への足がかりにするつもり?とか勘繰ったり。

  • 美泉さん推薦

  • 最近、マンネリ化してる美味しんぼ。しかし、ここに来て「究極のメニュー」を山岡氏の部下に引き継ぐという事に!!
    ビックリしました★
    これって主役交代って事なのでしょうか??

  • 世代交代しなくてもいいのにー

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

雁屋哲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×