美味しんぼ: 青竹の香り (5) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 189
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091807557

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/味噌の仕込み▼第2話/青竹の香り(スズキの青竹焼き)▼第3話/技巧の極致(タイのひらきの干物)▼第4話/スパイスの秘密(カレー粉)▼第5話/臭さの魅力(鮒寿司)▼第6話/牛なべの味(スキヤキ、シャブシャブ)▼第7話/サラダと美容▼第8話/もてなしの心(ご飯の炊き方とシジミ汁)▼第9話/鮮度とスピード(生ガキ) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/元教師である、ゆう子の祖母・たま代と共に教え子の家を訪ねた山岡たち。その教え子の実家が老舗の味噌屋であり、味噌の大メーカーの圧力で苦しんでいることを知った山岡は、粗悪な原料や速成醸造、合成保存料にまみれた現在の味噌メーカーの実体を暴く(第1話)。▼鎌倉で偶然見つけた見事な竹林。ここが間もなく別荘地として開発されることを知った山岡は、この貴重な自然を守るべく、持主であるコンツェルンの社長を食事に招待する。そこに出てきた料理は…(第2話)。 ●本巻の特徴/海原雄山のモデルとされるのが、陶芸・書の大家で、美食家としても知られる北大路魯山人。第6話では、この魯山人のレシピによる「魯山人風スキヤキ」が紹介される。 ●その他の登場キャラクター/ゆう子の祖母・たま代(第1話)、周懐徳(第2、5話)、唐山陶人(第3、8、9話)、中松警部(第4話) ●その他DATA/表紙写真~スズキの奉書焼き、宍道湖のシジミ

感想・レビュー・書評

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  • 周大人や中松警部が、準レギュラー的な感じで活躍しだした。山岡・栗田のコンビは並みの新聞記者ではないような展開だが...。海原雄山が単なる俗物から、だんだん大物の片鱗を見せはじめてきたようだ。山岡を鍛えているようにも見える。
    今後の展開も楽しみだ。

  • 人種差別があったり文化館のいざこざがあったり、
    多様ではあるんですよね。
    シャブスキーの回はいいよね。
    肉の食べ方は奥が深い。

  • ・味噌も昔からの作り方が一番うまく完成に1年かかる。味噌を焼くと化学調味料が破壊されるので見その残骸
    が残る。
    ・鰻の上に熱い油をかけ、音とにおいを楽しむ。
    ・青竹の香り、豚の網脂で包みスズキを焼く。
    ・魯山人風のすき焼き、シャブスキー。
    ・サラダに向くのはヒマワリ、線実、コーン、オリーブ脂がよい。ドレッシングは食べる前に作ること。
    ・3回よりも2階の食事の方が太る。もてなしの心。米粒の大きさを合わせて炊く。シジミも同じ大きさに合わせ
    て調理。完成時間が同じになり村が無くなる。

  • バブルの頃で、興味深い

  • 4から続けて再読。4より良かったかも。雄山もこの頃はまだまだ観念的な部分もあったんだな~とちょっと笑ってしまった。たかが食べ物、されど食べ物って感じですね。あまりムキにならず、適切なマナーでおいしく食べればいいと思うけど。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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