竹光侍 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

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  • 小学館 (2006年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091810342

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竹光侍 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)の感想・レビュー・書評

  • 松本大洋のマンガで塗り絵したい。
    宗一郎は静脈は透けてなくて白くて所々赤い細かい血管が走ってて冷たくてこりっとした手をしている(筈)

  • 漫画表現のおもしろさや凄さが詰まってる作品。

  • 圧倒的画力だわー。鳥肌たつ。
    シンプルな内容、人に住む狂気。
    太刀の緊張感とほのぼのとするうそっぽいイヌやネコの対比が好き。

  • なんというか、松本大洋、一線越えてるな、と。
    それでいて、きっちりエンターテイメントをやってるんだからもう。

    傾いてるなあ

  • 全巻読んだけど、おもしろかった~!
    水墨画調の絵が好き。

  • これはすごいマンガだ、と驚きました。
    ひとこまひとこまの絵に感じる、徹底したこだわりとセンスのよさ。筆ペンで描かれた世界には、力強さと温かさと繊細さが心地よく同居している。
    なんというか、一般的なマンガの絵とはちょっと違う領域に属しているような。…うーん、見れば見るほどすごいなあ。

    ある日、江戸の長屋に住みついた、キツネ顔の浪人、瀬能宗一郎。
    実は凄腕の剣客なのだが、腰に差しているのは竹光。
    飄々として間の抜けたような不思議な人柄と、その奥に潜む剣客としての禍々しいほどの性(さが)。
    隣家の少年、勘吉との交流を描きつつ、何やら事件に巻き込まれそうな流れで1巻は終わる。
    絵だけじゃなくてストーリーもいい。この絵あっての、この物語であり、この物語だからこその、この絵。

    1冊900円は高いな、と思ったけど、読んでみたら納得。
    それだけ払う価値はあります。(むしろ、おつりがくるくらい。)
    とはいえ、さすがに大人買いは厳しいのでちょっとずつ買いそろえていくことにします。

  • 2015.9.18
    原作付きという事で避けてきたけどなんとなく読んでいる。

  • 松本大洋初の原作物、時代劇。
    原作者は松本大洋のアシスタンスをしていた事もあってか、氏の作風をよく分かっている印象。
    松本大洋が繰り返し描いてきたテーマがこの作品にも流れています。
    闇と光、迫りくる狂気、主人公は人間でいられるのか!?
    漫画表現冴え渡る時代劇、刮目せよ!

  • 5年ぶりぐらいの松本大洋。これまでの作品と雰囲気は似ていると思うけど、絵が個性的で面白い。またこの絵柄だからこそ、成立する会話だったり雰囲気のような気がする。とりあえず近々2巻!

  • 読んだことのある松本大洋の漫画の中で一番性に合って、面白かった。
    漫画の雰囲気がとにかくいい。

  • これは、買いだな。
    気が向いたらあつめる。

  • 8巻まで読んだ。能瀬宗一郎の気が漂い、空気が流れ静と破のある漫画だった。能瀬宗一郎のつり目の表情が、クールに見えちゃう。これって完全に、引き込まれてるよね。

  • わびさび.
    チョーン.

  • 2011年10月15日の「森の出口を見つける時間」(http://bit.ly/ql8kPH)の先生・高橋照国さんのおすすめ本です。

  • 絵はキュビズム?上手い。

    話はピンポン、花男、ナンバーファイブとかと一緒で
    天才が悩む話。(原作ありだけど)

    だからやっぱり、周りの凡才どもが、とても愛らしく
    とても良作。

  • 松本 大洋の絵が昔から好きでね。

  • コミック版「竹光侍」の原作者による小説版を先に読み、とても面白かったのだけど、所どころ、これは漫画で読むべきなのでは?という箇所があったり、また、小説版とコミックは全く別物になっている、というマイミクさん(ミクシィの友だちです)からの情報もあり、全8巻大人買い。(*^_^*)
    そして丸々全巻一気読みした今、なんとまぁ~~~!という驚きで、絶句しております。

    原作がなければこの話は始まらなかったわけですし、その小説版では、コミックでは描かれていない、登場人物たちの思いが独白や会話、地の文なので追われていて、うんうん、と読んでいたのですが、コミックを今読み終わり、漫画家という存在は、まさに「選ばれた人」なのだ、という思いを強くしております。

    絵が語る、コマ割りが語る、という作用は優れた漫画にしかできない技で、また、松本大洋の描く、時に墨絵のようなシュールな人物の大きな存在感には圧倒されました。

    主人公の宗一郎の“狐目”も、いくら人物が好ましくても、ただ文字面だけでは異形と感じてしまいがちだったのが、折々に見せる優しかったり、思慮深かったりの数々の表情、そして、剣を持った時のあの鬼に魅入られたかのような怖ろしい空気感がそれぞれ、気持ちの中にドカンと入り込んできました。また、ゆらりと立った姿勢、子どもたちと町を歩く姿など、どれもこれも、あぁ、私は宗一郎が好きだ!と嬉しく思わせれくれるもので、うん、とてもよかったです。

    そして、何より、世を拗ねた悪意の塊、人外の存在としか思えなかった刺客の木久地が!!!
    彼の背景、悲しさ、そして恐ろしさが、奥行き深く提示され、読んでいて息苦しいほどだったという・・・。

    旗本の厄介である御輿大三朗が奇天烈な装束で馬上、天を仰ぎながら放吟するコマも、生まれてくる時代を誤った彼の悲しさ、同時にやはり、どこか壊れているという可笑しさを存分に語ってくれていましたし、中間の源次、木久地地の繋ぎとして登場した赤目さえも、皆、その「人間」をコミックの方で、そうだったのか・・と納得した思いです。

    終始、ふわふわと現れる名刀・國房の憑き霊がまた実にいいんですよ。粋な姐さんとも、武家の奥方ともつかないような成りで、自分を買い戻せと宗一郎に迫る。そして、御輿に一度だけみせた笑顔には、彼の気持ちになって涙が出そうでした。

    長屋の放浪癖のある黒猫と年老いた黒犬、また、矢場の女・お勝が飼うリキなど、動物たちも、妙に染みる語りで人生を思わせたり、子どものあどけなさで笑わせてくれたり。
    そうそう、木久地の友である白鼠のメシは、もう彼と一心同体で、彼が伸びをすればメシも一緒に伸びをしたり、雪の舞い散る川で身体洗う彼を見ながら、河原の石の上で葉っぱを布団代わりにして寒がっていたり。ここは少々、やりすぎかな、という気もしましたが、その可愛らしさに免じて許す!(*^_^*)なんてね。

    一度目はつい先を急いでしまったので、(まぁ、漫画を読む時にはいつものことなんだけど)二度目は、ゆっくりと一コマ、一コマの絵や空間、全体のページの中の流れというか、コマ割りの力を楽しみながら読みました。これは、傑作ですね。
    何度でも読みたい大事な8冊となりました。

  • さいこう。松本大洋の新境地。この人、時代モノ描くのにすごく合ってる。

  • 松本大洋作「竹光侍」(漫画)1~4巻の紹介である

    竹光とは本身の刀を売ってしまったり、重くて刀を持つのを嫌がった侍が
    竹を削ったものを刀身にし、刀のように見せかけ体裁を繕ったモノである

    テレビで放映されている時代劇とは異なり
    平和で切り合いの少なかった江戸時代には、よくある話であった

    長屋に住む大工の息子「勘吉」が、その若いお侍をはじめて見たのは
    正月の寒い朝のことであった。

    長屋にある「かわや(トイレ)」は遠い
    だいたいが長屋の奥、とっつきにあるので、そこまで外を歩いて行かねばならない

    意を決して外へ出た「勘吉」の目に「狐の化け物」が見えた
    あまりの恐怖に小便を垂らし座りこんでしもうた「勘吉」を
    「狐の化け物」は親切にも「勘吉」の着物を洗ってくれ
    「瀬能宗一郎(せのう・そういちろう)と申します
     本日よりこちらの長屋でお世話になります」と挨拶をした

    よく見ると可なりな狐目であるが、若い人間のお侍であった

    子供の目とは不思議なもので、大人には見えない何かが見える時がある
    その狐目のお侍は確かに「狐の化け物」な一面も持っておった
    でもな、またまた子供とは不思議なものでの~
    良い人と悪い人をちゃ~んと見分ける力も持っておる
    「勘吉」は、この狐目のお侍が何故か気になり側をくっついて離れない
    そうして二人は仲良くなっていったのである

    この漫画は、ある日長屋にヒョイっと現れた不思議な浪人の話なのだが
    正真正銘人間であるのに…異様なほどに人間離れし過ぎている
    ココに読者は「勘吉」と同じように惹かれていく
    「この侍の過去には何かイワクが隠されている」
    そう思ったら最後、目が離せない(笑)

    めっぽう剣の腕が立つ。しかし腕が立ち過ぎ禍の匂いすらする。
    見事な妖刀を持っている。が…妖刀に主従逆転されそうになり竹光侍となる。
    怖いけど優しい。賢いのに世間に疎い。知らなそうで知っている。
    このような主人公「瀬能宗一郎」から長屋の住民達は目が離せなくなる
    そうして彼が少々怖いのに、好きになってしまうのである

    作者は「鉄コン筋クリート」を描いている松本大洋
    ウィキペディアによると、父は作家の松本東洋。
    母は詩人の工藤直子。妻は漫画家の冬野さほ
    従兄弟の井上三太も漫画家らしい

    彼の作品を見るのはコレが始めてであるが、漫画原稿用紙の枠を超えてくる
    飛び出す絵本のように感じるのだ(笑)
    それでいて画面下隅に描かれている小さな「モノ」もクッキリと見え
    普段見逃しそうな虫ですら命を持って動いている感がある

    鳥獣戯画さながら宗一郎の周りの人々の心の内を
    モノや動物、虫までもが代弁して語る時もある(笑)

    絵柄は人によって好き嫌いがあると思うが
    機会があったら読んで欲しい漫画の一つである
    なにせ、面白い。続きが楽しみである(笑)

  • 画集のような完成度。

  • 松本大洋の新境地。
    絵もいつもの雰囲気とは違うので、最初は少し違和感があるかもしれません。
    でも、すぐに物語の世界に引き込まれてしまいます。
    何度も繰り返し読みたくなる漫画です。

  • この人の絵の上手さが好きだ

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