竹光侍 (1) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 小学館 (2006年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091810342
作品紹介・あらすじ
▼第1話/猫が申しますにはその男血腥(ちなまぐさ)いのだそうです。▼第2話/もののけとたけみつ▼第3話/てふてふ▼第4話/剣豪心得 其の一▼第5話/剣豪心得 其の二▼第6話/矢場▼第7話/ぴうと風吹き無礼討ち!▼第8話/ひぐらしの音に侍一人望郷なぞする。▼第9話/秋近し▼第10話/玉の緒▼外伝/槍持ち源次●主な登場人物/瀬能宗一郎(江戸のかたぎ長屋に住みついた浪人)、勘吉(宗一郎の隣人。大工の息子。侍の行動に興味津々)●あらすじ/正月の寒い朝。まだ家族も眠っている中、少年・勘吉が厠に行くため戸を開けると、若い侍が立っていた。侍の名は瀬能宗一郎。このたび江戸の長屋にやってきた宗一郎は、勘吉に対し必要以上に丁寧な挨拶をすると、同じように長屋の住人たちにも挨拶回りをしていく。売り物の蛸をひたすら眺めたり、甘い団子を頬張ったりする宗一郎の行動に興味を持った勘吉は、彼のことをつけ回すが…(第1話)。●本巻の特徴/江戸のかたぎ長屋に、信濃なまりの浪人・瀬能宗一郎が住みついた。隣人の少年・勘吉は侍が珍しく興味津々。だが観察してみると、この浪人が只者でない迫力を有していることが分かって…? 松本大洋新境地の最新作、ここに登場!!
感想・レビュー・書評
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松本大洋のマンガで塗り絵したい。
宗一郎は静脈は透けてなくて白くて所々赤い細かい血管が走ってて冷たくてこりっとした手をしている(筈)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漫画表現のおもしろさや凄さが詰まってる作品。
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圧倒的画力だわー。鳥肌たつ。
シンプルな内容、人に住む狂気。
太刀の緊張感とほのぼのとするうそっぽいイヌやネコの対比が好き。 -
なんというか、松本大洋、一線越えてるな、と。
それでいて、きっちりエンターテイメントをやってるんだからもう。
傾いてるなあ -
全巻読んだけど、おもしろかった~!
水墨画調の絵が好き。 -
5巻まで読んで成り行きがよくわかった。なるほど。
コマ一つ一つがイラストみたいでうっとり。
ホントにうまいわ。 -
これはすごいマンガだ、と驚きました。
ひとこまひとこまの絵に感じる、徹底したこだわりとセンスのよさ。筆ペンで描かれた世界には、力強さと温かさと繊細さが心地よく同居している。
なんというか、一般的なマンガの絵とはちょっと違う領域に属しているような。…うーん、見れば見るほどすごいなあ。
ある日、江戸の長屋に住みついた、キツネ顔の浪人、瀬能宗一郎。
実は凄腕の剣客なのだが、腰に差しているのは竹光。
飄々として間の抜けたような不思議な人柄と、その奥に潜む剣客としての禍々しいほどの性(さが)。
隣家の少年、勘吉との交流を描きつつ、何やら事件に巻き込まれそうな流れで1巻は終わる。
絵だけじゃなくてストーリーもいい。この絵あっての、この物語であり、この物語だからこその、この絵。
1冊900円は高いな、と思ったけど、読んでみたら納得。
それだけ払う価値はあります。(むしろ、おつりがくるくらい。)
とはいえ、さすがに大人買いは厳しいのでちょっとずつ買いそろえていくことにします。 -
全然中身知らないけどたぶん買う
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大洋さんは天才です。この作品は今までの画風と一転、日本画調になっております。(GOGOモンスターのガンツみたいな)今までにない、ジャパニーズアートコミックスを!
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子供に好かれる侍、好きです。
松本大洋の絵が独特でイイです。