邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)

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著者 : 藤田和日郎
  • 小学館 (2007年4月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091811974

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邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)の感想・レビュー・書評

  • いただきもの。

    その眼で見つめられた者は皆死ぬ…恐ろしい邪眼を持つフクロウ「ミネルヴァ」。野に放たれたミネルヴァを仕留められる者はいるのか…

    手に負えないものなのに、支配下において切り札にしたがるのが人間の愚かさなんだなー。

    職場、本院の方にはフクロウ像があるらしいけど、ミネルヴァが棲みついたら困るな。

  • 一巻完結とは思えない密度の高さ。「赤ちゃんになりたかった」白面のように藤田作品の化け物にはどこか人間らしい部分があって、「人間と大した違いはない」という鵜平の言葉に作者の想いが込められている気がした。だから藤田作品の敵の散りざまには言葉にできない切なさがある。

  • 人に薦めたきっかけで再読。「うしおととら」「からくりサーカス」が知られる藤田和日郎先生の描く、珍しく1巻のみで完結の作品(その気になればシリーズ化できそうではある)。
    その目で見られたものはすべて死んでしまうという1羽の恐ろしいフクロウが、東京湾で座礁した米軍空母から逃げ出した。そのフクロウ、コードネーム「ミネルヴァ」は都内を飛翔し、空前絶後の死者を出す。かつてそのフクロウを一度は撃ち落とした漁師・鵜平は、米軍の要請を受けて銃をとるが…。
    作品としての分厚さ、迫力は「白鯨」や「老人と海」「羆嵐」といった作品(どれも小説だけど)に劣らないすさまじさ。すべてを捨ててフクロウに挑む者たちの戦いは、漫画らしい荒唐無稽さでありながら、リアルです。そしてまた、「ミネルヴァ」もまた、凶悪なだけの敵キャラではないところが良いですね。読む人を選ぶクセのある画なれど、一読してほしい怪作。

  • 描き込みの量が凄い…過去のある人どうしがぶつかると、やはり濃いドラマが生まれるんですね。
    少年マンガの登場人物がそのまま大人に置き変わったみたいで、素直に読めています。

  • 藤田和日郎の傑作。
    パニック映画のような滑り出しを魅せる物語に、不器用な男の半生を織り交ぜた骨太の一作。

    藤田和日郎マンガを読みたいが、長編を読むにはキツイという方にオススメ。

  • 現代テロみたいなのと伝承みたいなのが組み合わさっててなかなか良かった

  • 短編も面白い、熱い

  • 人間が動物たちの、世界にとっての邪眼にならないよう、そう祈る輪だけどあまり活躍はしなかったよね。鵜平が何故あそこまで輪に対して従順だったのか?義父とはいえ、そこまでされる筋合いはないんじゃないかな?

  • 2008年3月14日読了。

    「面白え2人だったぜ……」
    そう君たちもだよ。マイクにケビン。大忙しだったね。

    邪眼のフクロウ、コードネーム・ミネルヴァに見られただけで次々に人が死ぬ。
    13年前、山の中でミネルヴァを一度は猟銃で打ち落とした鵜平と、その娘で祈祷師の輪、米軍の要請で共に東京へ。
    ミネルヴァの邪眼は呪いであるという輪。それを逸らした隙に何かできればと。

    ミネルヴァ、長生きなんだなぁ。すでに鳥でなく魔物属性か?

  • その視線を浴びたもの総てに死をもたらす邪眼の怪物と相対する者達、といった作者が最も得意とする現代へ蘇った英雄譚の一作。
    説明と感じさせず人物の背景、立場、矜恃を物語に織り込んでいく組立は流石ベテランの力量でした。
    鵜平の不器用な愛に子を持つ親として思い入れるも良し、輪の境遇を甘んじるのではなく受け入れ強く生きる姿に惹かれるも良し、はたまたマイケルの漢気とケビンの悔恨から立ち上がる矜恃に惚れるも良しの娯楽作品です。
    個人的にはミネルバの孤独と悲哀についても白面の者の様に深堀して欲しかったですが単巻構成なので致し方ない所でしょうか。
    好きな登場人物に思い入れ一気にラストシーンへ疾走し、最後にこの魅力的なキャラクター達と別れるのが淋しいと思わせる素敵な作品です。

  • ある1羽のフクロウがいた。そのフクロウが〝見た〟生き物は、みな死んでしまった。その地上最強ではないかというフクロウを仕留めるべく、アメリカ軍は1人の日本人に会いに行く。
    13年前、その日本人だけがフクロウに怪我を負わせることができた。その名は、鵜平。老いた猟師であった。
    今度こそ仕留めることができるのか・・・ハラハラしながら、一気に読んでしまいました。

  • フクロウマジでトラウマ

  • 迫力ある描写は素晴らしいですが、話は可もなく不可もなくと言う感じ。
    藤田和日郎は話広げるのも畳むのも上手いと思いますが、小さくまとめるのは苦手なのかなと。

  • 友人より。ふりがなは月輪(がちりん)。『うしおととら』『からくりサーカス』に続く短期連載、一巻七話。見るだけで生物を殺す邪眼のフクロウと老マタギの戦い。随所に溢れる『うしおととら』を髣髴とさせる藤田節。漲って当然。目が正面にあるフクロウは人間っぽいなと改めて思いました。

  • ミネルヴァに見られた者はみな死ぬ。

    イギリスの毒ツノを持つ怪物の話も読みたいです。

    この作者の長編漫画も読んでみようかな。

  • まったく、とんでもないフクロウだ!
     
    よくぞ1巻でまとめたもんだ。 

    人と動物のつながりって大切ってことか。
    自分は動物苦手だけど・・・

  • 何故、どんなメカニズムで、という疑問なんざすっ飛ばして、
    最初から最後まで一気読みしました。

    終盤、邪眼の孤独まで描いていて、うっかりフクロウにまで感情移入。

    とにかく熱い。
    キャラクター造形も最高。

    最後、語りが誰なのか判明するところにも驚きがww
    文句無しのエンタメです。みなさま是非に!

  • 「うしおととら」や「からくりサーカス」等の長編を描いていた作者の、珍しい1冊完結の作品。

    1冊完結とはいえ、ちょっとした漫画5冊読んだようなくらいの厚みがあって、読み応えありまくり。

  • 1巻完結だからこそできたフルスイング!短い中に藤田和日郎の最大瞬間風速を詰め込んだような作品です!
    目を見ただけで生き物を殺す梟と老いた猟師の戦いって設定がすごくいい!
    老人が主人公なんですけどかっこいいです。
    クライマックスの迫力は流石ですね!

  • すさまじく高いクオリティでまとまった作品だなー

  • 藤田和日郎の世界観と男気が全開の作品(笑)『うしおととら』『からくりサーカス』『月光条例』でそれぞれに展開されている独特の筆致と世界が満載です。藤田作品のどれかが好きなら読みましょう。

  • ブックオフで見かけて購入。藤田和日郎はやっぱりうしとらが良かったので、冒頭の昔話風導入と邪悪な生き物がフクロウというチョイスで買った。でも内容は案外現代的でアメリカ軍とか出てくる辺りが藤田っぽくなかった。でもまぁうしとらも終わったことだし、そりゃいつまでも妖怪日本じゃなぁ。寅さんジレンマ。

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