YAWARA 1 (ビッグコミックス)

著者 : 浦沢直樹

• 小学館 (1987年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Hachiroさんの感想 · 2021年10月15日]

連載当時は時々雑誌を立ち読みしていた程度でしたが、最近アニメがネット配信されていたのをたまたま見てハマってしまいました。TVアニメも上質ですがアニメはソウル五輪後に始まったので、ソウルはＷ杯に変更されるなど改変があります。そして肝心のバルセロナ五輪は、原作の連載に追いついてしまい五輪出場が決まったところで最終回。のちに現実のアトランタ五輪に合わせてTV放送された完結編のアニメスペシャルは、原作とは別物でした。それで原作をちゃんと読みたくなり古書を一括購入。私が同世代（松田と柔のちょうど真ん中の年齢です）ということもあるかもしれませんが、めちゃくちゃ面白かったです。

1986年から1992年まで6年間の物語、主人公の柔が最初はキャピキャピした女子高生なんだけどだんだん大人の女性になっていく様が、作者浦沢さんの画の変遷にも同調して奇跡的な作品になっていると思います。柔道の試合の描写も物語の中盤あたりからは神がかっています。

で、全巻通して読んで思ったけど、松田さんはソウル五輪で柔が金メダル獲った後に告白してるんですよね。柔はちゃんと聞いてなかったけど。その答えが聞けるまでの4年間のなんと長かったことか。

[poo147さんの感想 · 2011年6月16日]

同時期に田村（谷）亮子が活躍したことがシンクロし一大ブームとなった浦沢直樹の初期代表作。単なるスポ魂ものにとどまらない、実は涙の感動作。珠玉の名台詞もたっぷり。

[ちかさんの感想 · 2010年5月14日]

いわずと知れた浦沢直樹の有名作。
幼き頃より柔道家の祖父から徹底的に鍛えられた女子高生 猪熊柔が、オリンピックで金メダルに輝くまでのお話。

この作品にあれこれと能書きは要らない。後世に残したい漫画を選ばせてもらえるならば、私はその一つに間違いなくこの作品を挙げる。柔道を知らなくてもいい。技の違いが分からなくていい。とにかく読んでもらいたい。

私はこれで４回泣きました。

全29巻

[さとみさんの感想 · 2007年1月12日]

もう大好きです！柔ちゃんの強さにドキドキしたり柔ちゃんと松田さんの進展の行ったり来たりにキュンキュンしたりともう大変v 試合のシーンでは思わず手に汗が…っ！話にのめり込み度No１！！
元々スポーツ物は好きですが個人的に一番燃えて泣けるスポーツ系漫画です。あと恋ね！恋愛要素もかなり多いですね！恋と友情と柔道漫画。名言は多々あるけどやはり、
「一生懸命やるのって、いいね。」
ですね！／全29巻

[麦さんの感想 · 2006年12月8日]

数ある浦沢作品の中で、ダントツ大好き！！もう１回読み出すと、ラストまで読むしかない。テンポもキャラも話しも最高！！

[信さんの感想 · 2006年10月1日]

小学生の頃夢中になって読んでたなー。アニメも見てたし。それを最近全部読み直しました。柔ちゃんがと〜に〜〜か〜〜〜〜く　強い!!強い!!電光石火のように一本背負いを決めたおします!! 48キロ以下級の柔ちゃんが無差別級で自分より20k.30k重い相手をばったばったと投げたおすのが爽快!! 柔ちゃんはもちろん天才ですが、努力あっての天才なんだなぁ。松田さんと柔ちゃんのじれったい恋もイイ!応援したくなる! そして柔ちゃん可愛いのよね〜
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読みながら手どころか全身に汗をかいてしまいました...笑)

[ｍugiさんの感想 · 2015年2月11日]

29巻完結まで読了。

[REKIさんの感想 · 2014年4月5日]

全29巻。

柔道をやめて普通の女の子になりたい主人公。
それをオリンピックの金メダルと国民栄誉賞をとらせたいジイちゃんが、もうあの手この手で柔道に引きずり込もうと画策。この攻防戦が楽しい～♪

柔道漫画で、恋愛もので、友情に成長…と、盛りだくさんなのもいい感じ！

[もでーん カピバラさんさんの感想 · 2012年8月14日]

オリンピックなので柔ちゃんイッキ読み♪

[お目が無い構造さんの感想 · 2012年5月6日]

めっちゃ好きです!!
またアニメやってほしい・・・（＾ω＾）

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。1982年、小学館新人コミック大賞入選。1983年、デビュー。代表作は、『パイナップルARMY』（原作・工藤かずや）『YAWARA!』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』。

「2012年 『BILLY　BAT（8）』 で使われていた紹介文から引用しています。」