- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091814067
作品紹介・あらすじ
「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!
▼第1話/五十年目の味覚・前編、後編(ビール、ソーセージ)▼第2話/洋食屋の苦悩(カキフライ)▼第3話/鯛勝負(鯛の揚げ団子のおでん)▼第4話/生きている米(精米)▼第5話/対決!!野菜編・前編、中編、後編(キャベツ、カブ)▼第6話/ 飯の友(カツオの塩辛、梅オカカ、ネギミソ) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/ビヤホールを訪ねた山岡たちは、たまたま老夫婦と相席になり、その夫がビールとソーセージを味わうのは50年ぶりだと知る。聞けば、戦争中に離ればなれになってしまった妻との再会を願うために自分の好物を絶ち、無事再会できた幸せを失うのが怖くて今日までビールとソーセージを絶ち続けたのだという。いよいよ50年ぶりの味覚との再会! だが、ビールを飲み、ソーセージを食べた老人の顔には失望の色が…(第1話)。▼名物のカキフライを食べに洋食屋「銀洋亭」に入った山岡たちは、店主が妙に元気を失っていることに気がつく。聞けば、フランス料理の天才シェフ・室野寛也のインタビーュー記事を読み、しがない洋食屋である自分に劣等感を抱いてしまったという。後日、室野の店を訪ねた山岡は…(第2話)。 ●本巻の特徴/「究極」対「至高」の第2の対決を、3回にわたり描いたのが第5話。料理のテーマは“野菜”。この対決では、ほぼ勝利を手中に収めた雄山があえて山岡にメニュー再検討の機会を与える。息子へ対する雄山の複雑な心情があらわれた一編だ。 ●その他の登場キャラクター/ニューギンザデパート会長・板山秀司(第1話)、京極万太郎(第3、5話)、唐山陶人(第5話) ●その他DATA/表紙写真~ポーリッシュ・ソーセージ(ポーランド風ソーセージ)、つけあわせはマッシュポテトと酢漬けのキャベツ 〔調理/銀座・ケテル〕
感想・レビュー・書評
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ソーセージにビールは、これを読んで結構凝っていたな。ヱビスビールをよく飲んでたのも、これの影響だった気がする。生牡蠣も大好物だったので、ワインや酒との相性などのウンチクが面白かった。
今回は究極VS至高の二回戦。カブで逆転したとはいえ、またもや士郎は雄山にハンデをつけられた形になった。前哨戦の鯛といい、京極さんの言葉が胸に刺さるようだ。雄山がなかなか良いキャラになってきたような...。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おでんと野菜の回は微妙でしたが、ご飯の友は美味そうだった。
政治家と取り合うのはどうでもいいけど。 -
ソーセージ…
山岡の「カキフライだあっ!」のコマ最高 -
・本物のソーセージ:抗生物質が入っていない飼料で育てられた豚のみ使用したものを薫製したもの。
良く出来た小籠包みたい。
・本物のビールは麦とホップのみを使ったもの。(恵比寿麦酒)
・発色剤、結着剤を使わない。塩分の濃度の実で調整する。
・その技術には長じたけれども、そこから先には一歩も出られない。素人のいうことをバカにしている。
・お米は温かい所に保存しない。傷む。
・生かきには日本酒。ワインは生臭くなる。天狗舞山廃純米吟醸の生酒は最高の酒。
・かんとだきは関西のおでんのこと。
・コメは、精米し過ぎない。湿度70%の所で保存する。
・鳥は不味い野菜(農薬で育ったもの)は食べない。人間だけが食べる。
・素材の味を生かす。相手の心をいかに楽しませるか喜ばせるかが料理。
・更に相性の良いもので引き出す。
・鬼ぐるみは中がぎっしりのクルミ。
・カブ、くるみ、山ブドウ -
ほぼ全巻あるので、時々ランダムに読みます。「食」を考えることはとても大事なことだし、ちょっと偏り気味の感はあれど、政治的な見解も悪くはない。ただ、私は・・・登場人物があまりに品がないことにいつも不快感が残るのは事実。
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家族が買ったものなので何巻が飛びながら見てます。
食物の勉強が出来ました。みんなも見た方が良いと思います。食べ物だけでなく政治的にも良い。
山岡さんの性格が何かかわいかった。