美味しんぼ: 食は三代? (19) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館 (1989年3月30日発売)
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本棚登録 : 145
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091814098

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/対決!村おこし・前編、後編(ラーメン、鳥・豚・牛料理)▼第2話/杜氏と水(日本酒と水)▼第3話/舌禍事件!(牛タン焼き)▼第4話/韓国風お好み焼き(チヂミ)▼第5話/食は三代?・前編、後編(生肉各種、アスパラガスと帆立貝の貝柱のムース)▼第6話/仏の足(アヒルの足の蒸し煮、ニワトリの足のスープ、豚足のゆでたもの、豚足の煮込み)▼第7話/大切なミント(ベトナム風春巻き) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/湖にキャンプにやって来た山岡一行は、祭り囃子の練習に励む村の青年団と知り合う。彼らは県が主催する“村おこし祭り”の練習をしていた。この村では、その祭りで村の名物料理を実演するのだが、実は隣村も同じく名物料理を新たに作り出そうとしている。しかも、その助っ人として雄山が関わっているらしい。青年たちは山岡が“究極のメニュー”担当者だと知り、力を貸して欲しいという。思わぬところで「究極VS至高」の番外戦となってしまったが…(第1話)。▼山岡たちと中松警部は路上で何やら争っている二人の男と出会った。この二人は東京の酒造会社の専務と杜氏。自社の酒をもっと旨い物にするため、専務がこの杜氏を地方から呼んだのだが、突然杜氏が「あなたの元では働きたくない」と怒りだしてしまったのだという。専務には彼の怒りの理由がまったく分からない。東京までの道中の状況を聞いた山岡は「それじゃ杜氏が怒って当然だ」という。さて、杜氏は専務のどこに怒りを覚えたのか…(第2話)。●その他の登場キャラクター/カメラマン・荒川(第1話)、中松警部(第2話) ●その他DATA/表紙写真~ベトナム風春巻き〔調理/ドデュダーンド〕

感想・レビュー・書評

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  • やはり雄山の方が一枚上手なのだろうか。今回は対決は少なかったが、食べ物で色々と問題解決をする山岡は只者ではない。
    栗田さんの思いが少し見えて、これからの展開に変化が起こるのだろうか。
    牛タンの食べ方にこだわったり、ベトナム料理に興味を持ったりしたのも、この頃の作品の影響だったように思う。

  • 食は三代というエピソードで正解は異なると言われても自分の舌は正しいとビタ一譲らない山岡さんはカッコいい!

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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