新ブラックジャックによろしく【移植編】 (2) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 408
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091814777

作品紹介・あらすじ

▼第7話/北の街▼第8話/ある朝の出来事▼第9話/傷痕▼第10話/臓器を提供するということ▼第11話/彼女と生命(いのち)と▼第12話/説得▼第13話/雪景色▼第14話/医者の自我(エゴ)

●主な登場人物/斉藤英二郎(永禄大学附属病院の研修医。現在、最後の研修先・泌尿器科で研修中)
●あらすじ/帰宅途中に赤城と出会い、彼女の自宅に上がり込んだ斉藤。そこは、ときおり電車の音が大きく響く部屋だったが、彼女が幼い頃住んでいた家も線路端にあり、その音を聞くと安心できるという。そして彼女は、生まれ育った北海道・大沼で、両親の留守中にジャガイモやみかんを内緒で食べていたこと、それでも体重がどんどん減っていく不安な子供時代を思い出し…(第1話)。
●本巻の特徴/難病のI型糖尿病を患い、腎臓を移植しない限り、死に至る可能性が大きい赤城。そんな彼女を救うため、自らの腎臓を提供しようと決意した斉藤だが、それは日本の医療ルールでは到底受け入れられないことで…!?
●その他の登場人物/赤城カオリ(永大附属病院の看護師。手術部勤務。斉藤にとっては先輩に当たる。幼少の頃にI型糖尿病を発症した)、皆川(斉藤の恋人。永大附属病院の看護師。NICU[新生児集中治療室]から最近、脳外科に異動)、近藤ムツミ(永大附属病院泌尿器科の医師。斉藤の指導医)、近藤〔夫〕(近藤ムツミの夫。泌尿器科兼先進移植医療が専門の、いわゆる移植医)

感想・レビュー・書評

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  • 透析医療と腎移植の実態。今も移植が浸透していないのは、本書で指摘されている通りだからなのかな。透析患者1人で、病院やクリニックには年間500万円以上の金が入る。つまら、移植すればそれだけ損になるので患者には知らせない…。

  • 結末が気になる。

  • 赤城の命を救うためにドナーになることを決意する斉藤ですが、彼女はそんな彼の申し出を一蹴します。さらに、みずからの決意を皆川さんに話したことで、彼女との関係にも決定的な亀裂がもたらされることになります。

    その人と添い遂げるという決意もなくみずからの臓器を提供しようという斉藤の言葉は、誰も幸せにすることはありません。著者の狙いがそうした彼の安易なヒューマニズムの無意識が持つ残酷さを描くことにあるというのであれば、続きに期待ができそうなのですが。

  • ちょくちょく絵が嫌いになる。
    にしても赤城さん妖艶。

  • 1度腎移植を受けて、もう1度というのはなかなか

  • 赤城の発症に至るまでの物語。
    斉藤は、赤城に自分の腎臓を提供しようと思う。
    皆川に相談するも、別れようと提案される。
    移植科医の近藤から、赤城を救いたい気持ちはエゴだと断言される斉藤だが、医者だからこそ目の前の患者を救いたいというエゴがあるのだと反論する。

  • 斉藤英一郎にイライラしつつ…
    でも若気の至りなんやろなぁと思うと何も言えないわけで…

  • スマホアプリで無料で読める。

  • 斉藤医師が腎不全の赤城看護師へ腎臓移植をもちかける
    それを彼女の皆川看護師へ伝え・・・

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