ツルモク独身寮: もちろん! (7) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 152
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091816573

作品紹介・あらすじ

ツルモク独身寮で男女が繰り広げる、愛と笑いの青春ラブスト-リ-

▼第1話/ありがとよ…▼第2話/はん ははん♪▼第3話/ひで-な!▼第4話/いいから。▼第5話/あかんべ-ダ!!▼第6話/こぉいつぅ!!▼第7話/うまいよな…▼第8話/ふっきれました。▼第9話/もちろん!▼第10話/ありがとう…▼第11話/いるんだい!!▼第12話/ずるぅい!! ●登場人物/宮川正太(田舎に彼女を残し上京、ツルモク独身寮に入寮した)。田畑重男(正太と同室で室長。女に縁がなく、女子寮ノゾキが趣味)。杉本京介(正太、田畑と同室のプレ-ボ-イを絵に描いたような男)。姫野みゆき(総務課勤務の美女。正太が心を寄せている)。ともみ(正太の学生時代からの彼女)。野沢あけみ(ツルモクの女性社員。田畑とはケンカ友達)。 ●あらすじ/職制試験の時期がやってきた。昨年班長試験に落ちた田畑は、今年こそ!と意欲に燃える。だがそんなある日、野沢が会社を無断欠勤、失踪する(第1話)。▼野沢の欠勤理由がわかった。彼女は自分の班の班長が田畑の悪口を言うのを聞いて、反論。それがきっかけとなり、ひどい言葉を班長から浴びたのだ。その事実を知った正太たちは、田畑に野沢を説得するよういうのだが、田畑は、野沢より試験が大事、と勉強をし続ける(第2話)。 ●本巻の特徴/野沢のために班長試験の面接を棒に振った田畑。また班長は見送り……と思われたが、工場長の采配で田畑はめでたく班長に昇進する。そして、新入社員の平田は、実家の父親が病気で倒れたことを知り、悩んだ末に、ツルモクを辞め実家に帰ることを決意する。

感想・レビュー・書評

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  • いやぁいい話だった、寮長とタマミの時を経ての恋。周りの友人たちも粋なことするなぁ。照れ隠しにつっけんどんに返すタマミが可愛い。
    平田の上京物語もよかった。ラストのハンチョリーナの言葉に不覚にも笑、ぐっときてしまった。
    レイ子のショートは強烈だな。。これで後ろ姿もいただけなくなった…

  • 平田を巡る物語。
    「ツルモク」の物語の中でも、かなりトップクラスの感動物語だ。
    東京っていうところは、いろんな人が、いろんな思いを持って、生活しているところなんだなぁ~
    それと、田畑班長おめでとうさん!
    そして、レイ子はついに地球を飛び出して、宇宙人になりましたとさ。

  • いやぁ、これはいい。(7)

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著者プロフィール

■窪之内 英策(クボノウチ エイサク)
1986年、「週刊少年サンデー」(小学館)に掲載の『OKAPPIKI EIJI』でデビュー。一時期、島本和彦のアシスタントをしていた。主に青年コミック誌で活躍。映画化などもされた「ツルモク独身寮」のモデルとなった会社は、かつて作者がデビュー前に勤務していた「カリモク家具」である。また、寮の建屋は東京急行電鉄田園都市線・市が尾駅近辺に存在していた、作者の知人が勤務していた会社の独身寮がモデルになっている。
「ツルモク独身寮」後半から漫画を描くことへのスランプに陥る。ひとつは絵に対するテクニカル的ジレンマ。もうひとつは漫画の型に収めることへのストレスと葛藤。2010年の「ピカもん」連載中に体を壊し、髪の毛が一気に白髪になったことで漫画家をいったん休業宣言した。
絵は「楽描き」として描き続けていたため、ツイッターを通して発表の場とする。2014年からツイッターを通して仕事が舞い込むようになり、イラスト、CM、キャラクターデザインなど漫画の枠を超えた活動を行う。鉛筆で下絵を描き、コピックで色付けをしているなど、アナログな画法にこだわる。

「2020年 『エイサクノート 窪之内英策の絵の仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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