キーチVS (2) (ビッグコミックス)

著者 : 新井英樹

• 小学館 (2008年10月30日発売)

作品紹介・あらすじ

▼第9～18話
●主な登場人物／染谷輝一（＝キーチ。3歳にして親を殺され、一人で生きる決意をする。現在は20歳）
●あらすじ／倉庫会社・栗田冷蔵の栗田社長に懇願され、“輸入牛肉偽装問題”に踏み込み始めたキーチ。だが「キーチズ・カンパニー」の甲斐だけでなく、後ろ盾である大日本テレビ会長・膳場にも資金的協力を断られたため、自ら街頭に繰り出して募金を呼びかける。果たして“偽装”はどのように行われ、なぜ栗田社長は“告発”に踏み切ったのか…？（第9話）
●本巻の特徴／BSE感染牛が国内で発見され、政府は未検査の国産牛を国が買い取ると発表。だがそこでは、輸入牛肉を国産と偽り国に買い取らせる“偽装”が行われていた。大いなる敵に挑むキーチの闘いぶりに刮目せよ！

感想・レビュー・書評

[tsukasa26さんの感想 · 2017年6月29日]

BSE感染牛 栗田冷蔵株式会社 全頭検査を廃止 政府の失敗に国民の国税が投入される構造 堅実に「生活」選んだんだよ 会津の妖精 大人のごたごた ご祝儀もゲーム機も賄賂 内部告発ブーム 厚顔無恥 社会を愚弄 吉田拓郎の今日までそして明日から インサイダー 国の中枢に風穴を 嘆願書 怨恨説は短絡的 愉快犯説 暗喩 性的欲望を満たす為の通り魔的快楽ぶっかけ説 癒着 玉手箱デモ開けたか⁉︎ 憤慨し決起 影響力のある世界の100人 青臭い妄想 膳場虎之助 特別非営利活動法人＝NPOなのにキーズカンパニー 営利団体じゃないかとか ゆうぜい遊説して回った 国相手にケンカできそうなのはそいつくらいだろ 損か得かじゃねえ当たり前のことだ

[はちのさんの感想 · 2013年9月11日]

世の中どうにもならないことは必ずある。それをどうにかできる「力」を持った少年輝一の物語

[onthecatさんの感想 · 2010年7月2日]

神童は世界を変えられるのだろうか？　まだまだ道は険しい。

著者プロフィール

講談社でデビュー。「宮本から君へ」で大きな評判を得て、小学館にて「ザ・ワールド・イズ・マイン」で漫画業界を震撼させた。その後も次々と問題作を連発し、現代漫画界で最も刺激的な作家となる。

「2023年 『SPUNK - スパンク！ - 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」