宗像教授異考録 10 (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091823267

作品紹介・あらすじ

▼第1話/巨木漂流▼第2話/ちいさきものの手▼第3話/女帝陛下の百合若大臣▼第4話/権現の馬場●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している)●あらすじ/約900年前の出雲に、倒壊した出雲大社が再建できるほどの、大量の巨木が流れ着いたという。あたかも神助のような、長さ45メートルの巨木100本……いったいどこから漂流してきたのか? 一方、現代でも、2007年の新潟県中越沖地震の際、震源地に近い“出雲崎”沖に突如、大量の古木が浮上したという。このふたつの謎、宗像の推理で結ばれるのか…?(第1話)●本巻の特徴/出雲に流れ着いた巨木、古代人のペンダントを巡る謎、坪内逍遙の仮説で有名な“百合若”説話の真相、馬が謎の怪死をする権現様の祟りの秘密…驚きの4編を収録!!●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)、宗像瀧(宗像の姪。巫女をしていたが現在は宗像の研究を手伝っている。三姉妹の末っ子)、宗像樹・瑞(いつき・たぎり。宗像の姪で瀧の姉たち。実家の海照火明神社で巫女をしながら神社を守っている)

感想・レビュー・書評

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  • 火炎土器は火山の暗示

  • コミック

  • マンションで読む。百合若大臣を読む。正直、漫画である必要があるのだろうか。

  • 巨木漂流/『ビッグコミック』 2008年3月10日号、3月25日号、4月10日号

    ちいさきものの手/『ビッグコミック』 2008年9月10日号

    女帝陛下の百合若大臣/『ビッグコミック』 2008年9月25日号、10月10日号、10月25日号

    権現の馬場/『ビッグコミック』 2008年11月10日号、11月25日号

  • 「寄木の造営」伝承の話が興味深かった。約900年前、出雲大社の倒壊後、神助のように海岸に流れ着いた100本の大木は一体どこから? この謎に、論理的な回答を示し、知的カタルシスを与えてくれる。いつもながらすごいマンガだ。

  • 帯表
    有名な伝承の真実を星野之宣が大胆推理する第十集登場!!
    出雲大社の材料となった巨木百本!!
    どこから・・・なぜ・・・流れてきた!?
    古代人のペンダントを巡る謎、坪内逍遙の仮説で有名な“百合若”説話の真相、馬が謎の怪死をする権現様の祟りの秘密・・・驚きの四編を収録!!
    文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞!!
    裏表紙
    約九百年前、倒壊した出雲大社が再建できるほどの巨木が流れ着いたが、いったいどこから・・・!?幼児の手足を粘土に押しつけて作った手形足形の土製品が出土したが、何のためだったのか・・・!? 古い説話「百合若大臣」とギリシア古典「ユリシーズ」との関係とは・・・!? 馬が突然怪死するという、木曽地方に伝わる不気味な伝承の真相とは・・・!?
    東亜文化大学教授・宗像伝奇が閉ざされし歴史の真実の扉を開く。

  • 2009.03.02.読了。

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著者プロフィール

1975年、「はるかなる朝」で手塚賞入選。週刊少年ジャンプで「ブルーシティー」連載デビュー。代表作は「妖女伝説」「2001夜物語」「ヤマタイカ」。スケールの大きなハードSFから古代史まで、幅広いジャンルで活躍している。1992年、星雲賞コミック部門、2008年文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞等、受賞歴多数。

「2019年 『MILKY WAY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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