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みんなの感想・レビュー・書評
『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」をイラク戦争への皮肉を織り込みつつサスペンスにまで昇華させた名作。ところどころに登場する手塚ファンへのサービスが嬉しい。何だかんだで浦沢直樹は絵がうますぎる。手塚作品の登場人物が、面影を残しつつ浦沢化しているところはもはや芸術。ロボットや未来の街のデザインも芸術。
物語の構成上仕方がないことだけれども、どんどんロボットが殺されていく展開は悲しい。良質の映画を観終わった後のようなカタルシスあり。
もう大丈夫です。
世界は十分お前の悲しみを理解した。
どんな大きな悲しみも受け止める覚悟はできているは。
謎があんまり解けてない。あと1巻で伏線回収できます?
それにしてもエプシロンはイイ奴だ。
エプシロン。
ああ、エプシロン。
エプシロン。
もうそれだけです。
浦沢漫画で一番好きだな、これ。
「MONSTER」も好きですが、これはさくっとまとめてあって好きです。
何を持って人間とするか。
TNGの名話「人間の証明」のラスト、
ライカー副艦長の「You are GOOD MAN.」のセリフを思い出します。
存在に苦悩するものは全て、権利ある知能なのでしょう。
手塚治虫という天才を浦沢直樹という天才がカバーする。
これが面白くないはずはないんです。
そう、これは音楽でいうところのカバーです。
これは間違いなく鉄腕アトムの世界や手塚治虫の熱意を継承しつつも完全に浦沢直樹の作品になってる訳ですから。
最近では少ない続きが気になる漫画のひとつです。
フィクションの作品の中でロボットが死に、怒り、絶望し、殺しあう
ただそれだけのことなのにこんなに心が揺さぶられるのは何でだろう?
友人に借りて全巻(8巻)一気読み。こちらに7巻を上げたのはもちろん表紙の登場人物(ロボットだけどね)が気に入ったから。やたら泣けました。アトムはあんなに美少年なのか。驚愕。
世界最高水準ロボットのモンブラン、ノース2号、ブランド、アトム、
ヘラクレス、ゲジヒトと次々と殺されていった。
最後に残ったのは光子エネルギーのエプシロン。
エプシロンもプルートゥと対決するがやはり殺されてしまう。
エプシロンが死んだと同時に長い間昏睡状態だったアトムが目を覚ました。
天馬博士いわく「感情の偏りが60億の混沌をシンプルに解決する」と。
アトムの人工知能チップにゲジヒト刑事の最期のデータを入れた天馬博士。
それによりかなり強い【憎悪】によって目覚めたアトム。
この憎悪からは何が生まれるのか?
エプシロンの章。8巻が出たことで7巻の未読が発覚してしまったのであわてて購入。
ついにプルートゥの容姿が登場する。美しくて優しくて強いエプシロン。ワシリーが「ボラー」以外のことを口にする。
地上最強の7体のロボットのうち、6体までがプルートゥに破壊された!
最後に残ったのは、非戦闘ロボット・エプシロン。
だが彼こそが、無限の太陽エネルギーを自在に操るプルートゥ最大の強敵だった!
プルートゥの正体、アブラーの正体、そしてボラーとは?謎が謎を呼ぶ第7巻。次巻にて、ついに完結。
浦沢版プルートーに関しては、なんかこうモヤモヤした思いがありますが、つまりこれが私のモヤモヤは解決すると思った。それは「ウオッチメン風プルートー」
次巻が、最終刊だそうです。
かなり、お話が見えてきたようです。わからないところも残っていますが、なんとなく。
プルートゥの姿も、出てきました。
そして、おそらく、アトムによって幕が閉じられるのだと思います。
それは、ものすごく物語として正しい気がします。






