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- Amazon.co.jp ・マンガ (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091825247
感想・レビュー・書評
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浦沢直樹、及び彼のブレーンである長崎尚志を見限るのには最適の作品。
「モンスター」で疑問を抱き、「20世紀少年」で欠伸をし、この「PLUTO」で止めを刺された。
もう飽き飽き。
風呂敷広げただけ、っていう漫画は。
この「PLUTO」は浦沢サスペンスの中でも特に疑問点や謎が未消化のまま終わっている。
これは酷い。
原作を知らないから何とも言えないんだけど、これは決定的な失敗作。
「憎しみからは何も生まれない」というテーマにも一言。
憎しみから優れた芸術が生まれることだってある。
浦沢漫画にはその負のエネルギーが欠けているんだよ。
「モンスター」のヨハンも「20世紀少年」のともだちも、今回のアブラーやら天馬にも描写に深みが足らないと感じたのは、作り手がこんなノンビリしたことを言っているからじゃないか。
それを自虐的に皮肉ったという暗喩にも思えるが、それは穿った見方だろうな。
浦沢・長崎コンビの漫画はもういいや。
さようなら。詳細をみるコメント0件をすべて表示