ブラックパラドクス (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 275
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091825322

作品紹介・あらすじ

▼第1話/集団自殺▼第2話/幽門奇談▼第3話/パラドナイト▼第4話/須賀医師の別荘▼第5話/霊界プロジェクト▼最終話/まばゆい未来へ▼舐め女▼怪奇パビリオン

●主な登場人物/マルソー(女性。未来を憂う現役看護師)、タブロー(男性。ドッペルゲンガーに苦しむ)、ピータン(男性。自らの分身ロボを持つ工学者)、薔薇っち(女性。顔のあざに苦しむ)
●あらすじ/全員黒い服を着て待ち合わせた、男女2人ずつの4人組。彼らは自殺サイトで知り合った自殺志願者たちで、早速車に乗って決行場所へ向かうことに。車中、4人は各々の自殺理由を語り合うが、マルソーは隣席の薔薇っちの姿がルームミラーに映っていないことに気付く。また、タブローもピータンの体からモーター音が聞こえることを不審がっていた。たどりついた樹林で、それが事実と確信したマルソーとタブローは、その場を逃げ出そうとするが…?(第1話)
●本巻の特徴/完璧な死を求めて集まった4人組。だがその道のりは、思わぬ怪異へと繋がっていて…!? ホラー界イチの鬼才が放つ最新作!!

感想・レビュー・書評

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  • 「富江」や「うずまき」、「首吊り気球」「グリセリド」などの作品で知られる伊藤潤二先生の作品集。毎度思うけど、発想がホラーの域を超えている‼ どういう思考でこの話を生み出してるんだろう。ホラー漫画というよりも、一種の芸術的表現に近いと思う。そういう意味でも、やっぱり鬼才って言われるんだろうなぁ。

    表題作「ブラックパラドクス」は連作ということもあってか、一話ごとに話の印象がだいぶ違う。ネタ的にはまとまっていないように見えるかもしれないが、だからこそ面白い! 「自殺志願者四人が計画を実行すべく集まった」――ここから、だれが最終話を予想できただろう⁉ 徐々にズレが生まれてくるのを感じるのは最高だし、あとやっぱり絵が好きだから、結局惹きこまれる! 

  • 伊藤潤二氏の作品『ブラックパラドクス (2009)』を読了。

  • 連作集。珍しくラストが格好良い!

  • 美男美女が恐怖に怯える姿に引き込まれる。ホラーギャグ漫画なのかも。

  • まさかの結末…!

  • 異世界の扉が開かれた。グロいんだけど、ハマってしまう。そしてツッコミながら笑ってしまう。最初の主旨とは全く違うことで力を合わせることになった四人。
    舐め女が面白かった。

  • 人間は自らの魂すらも工業化するのか。
    「舐め女」「怪奇パビリオン」のほうが好きだった。

  • 笑える

  • のっけからいきなり登場人物のハンドルネームが。。。やっぱり伊藤潤二おもしろいです。

  • メモ:伊藤潤二さんの作品は結構読んでますが。表題作に関しては普通だと思う。まだアイデアが原石のままゴロっとしている感じがして、馴染んでいないような。ストーリーに昇華されていないというか・・。「ギョ」のときも少し感じました。

    同時収録「舐める女」の方が好きかもしれません。

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