花と奥たん 1 (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 768
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091825339

感想・レビュー・書評

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  • 高橋しんはサイカノとかいろいろあるけど
    初めて読みました
    装丁がきれいだったので

    シリアスにしようとおもえばできるのに
    わざと明るくポジティブにしてるのが切ないのかも

    わかりづらいのも大人でビターで素敵です おもしろいです

  • 大好きなaikoがブログで絶賛してたので買ってみました。
    うめぼしのせたご飯が食べたくなりました。
    結構かなしいお話なんですね・・

  • 待望の高橋しん!!
    やたら可愛い奥たんとミニウサギ。
    明るい話かと思いきや。
    壊滅された東京から帰ってこない旦那さんを
    毎日ごはんを作って待つ奥たん。
    暗い背景にこの奥たんの明るさが切ないです。


    これからの展開が楽しみなのです。

    2009.8定価購入  /  2009.8.25読了

  • あえて「食」カテゴリで。
    一話完結型で、主人公の「奥たん」が、旦那たんのために1日かけておいしい夕食を作る話です。
    …というと1行で終わっちゃうのですが、奥たんを取り巻く環境がかなり特殊。

    1年前、東京に大きな大きな「花」が咲いて、首都機能が停止していたり。
    花の影響で、植物が異常成長していたり。

    仕事で東京に行っているはずの旦那たんが、花が咲いた日から戻ってこなくなったり。

    のんびりした中にも、深く考えてしまうところや切ないところが見え隠れ。
    非日常と日常のバランスがあやうい漫画です。

  • 1話完結を謳っているけれど、それだけでは語りきれない。
    食への意欲、生の喜びを教えてもらったような。
    そして漠然とした、輪郭のあやふやな世界滅亡劇をにおわせ…。
    内容がこんなに素晴らしいのに、表紙でちょっともったいなく思ってしまう…。

  • 背景が浅野いにおチックになっていて、すごくよい。
    リアリティとSFファンタジーが同居していて、ノスタルジックだ。
    食べ物もおいしそうだし、レシピがあるのも良い。
    設定もものすごくうまいし、自然だ。
    生と食べ物の直結。
    最も重要で身近な生存活動、「食」。
    そして、食を通じて描かれる「日常」。
    モノクロページの中の所々にあるざらりとしたカラー部分が鳥肌が立つような何かを感じさせる。
    奥たんはかわいい。奥たんは怖い。

    作品表現で、人間の感情を最も揺さぶるのはやはり「五感」の表現だな。とおもた。

  • えーと、「最終兵器彼女」みたいな世界で展開する、帰ってこない夫を待つ奥たんのお話……。

    「最終兵器彼女」みたいな世界……というのは、正確ではないか。あの世界は、戦争があって……ですが、このお話では、謎の植物の大発生(?)のために、東京が壊滅状態みたいになっている様です。

    もうすぐ、世界の終わりが来る……。

    そんな雰囲気のなか、奥たんフィルターで見る世界というところが、ちせフィルターでみる世界だった「最終兵器彼女」と似ていると感じたのかも。

    今回の作品の大きなテーマの1つは、「食事」みたいです。
    わたしみたいに、雑食の人間にはわからない、こだわりとうんちくが、ぎっしりとはいっています。

    無邪気さと、お米を食べるときとかのエッチさと、生きていく必死さ。
    本当に、高橋 しんは、計算し尽くしてかいています。それは、ほめ言葉には聞こえないかもしれないけれど、今のこの特別にカラーで単行本をだしてもらえる地位とか、いろいろなものを、実力で勝ち取ってきた人なのだと思います。

    次は、「きみのカケラ」が読みたいなぁ。

  • 料理マンガをこの設定かあ。斬新〜!

  • この漫画を読んで、梅干しを買いました。

  • 高橋しん先生の最新。

    どんどん、絵がエロくなっていくのは気のせいなのか。『いいひと。』の時より俄然画力はアップしてますよね。
    私はどちらかと言えば、『いいひと。』の方が好きなのですが……ほのぼのしてて。ただ、この人自身もほのぼのしたのが好きだけれど、色々と発信したい何かがあるのではないかと思ったり思わなかったり。

    一巻だけだとまだ、なんともですが。料理はとても美味しそうです。
    まだまだ分からない設定もいっぱい。今後も楽しみにしていきたい一冊。

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