公家侍秘録 7 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 29
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091825865

作品紹介・あらすじ

▼第1話/ねねの小袖▼第2話/からくり御用札▼第3話/無垢(むく)なるものは…▼第4話/化かし女狐(めぎつね)▼第5話/隅田川無情▼第6話/名筆よ、永遠(とわ)に眠れ

●主な登場人物/天野守武(日野西家に仕える公家侍。家宝を守る守役)、日野西薫子(日野西家のおてんば娘。父親同様、守武をいつも困らせている)、日野西晴季(京都御所近くに居を構える貧乏公家の主。召し抱え侍・天野守武の内職でなんとか生活している)
●あらすじ/亡き父の友人にして、守武の剣の師匠・神尾兵部。彼もまた守役であり、内職をして暮らす侍であった。だが、神尾の内職先「富屋」が、北政所・ねねの小袖復元にかかる織り賃を払わず、困っている職人がいるという。伝統ある西陣織屋でありながら、不払いに加え暴力沙汰まで起こした富屋に対し、守武は一計を案じるが…(第1話)。
●本巻の特徴/ねねの小袖復元にまつわる事件から、行方不明の小鳥の探索まで……守武、相変わらずの大活躍!!

感想・レビュー・書評

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  • 初版

  • 高潔な精神で京の街のもめ事を解決していく、零細貴族に代々仕える守り役の事件帖。

    江戸時代の京都のお貴族さんのお話ですが、この時代のものはやはり江戸が多く、少し珍しい題材で考証がしっかりしている感じが嬉い。
    この時代のこのあたりの階層の人々はどのような苦労を抱えていたのか、わずかなりとも伝わるようで。

    今回好きだったのは、御用札のお話だろうか。
    史実をうまくお話に絡めるのが、良いのですよね。

  • 新刊、早くでないかなー

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