美味しんぼ: 新・豆腐勝負 (32) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 138
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091826329

作品紹介・あらすじ

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/お見舞のキメ手(ノビル)▼第2話/道具の心(おでん)▼第3話/好みの問題(キツネうどん、いなり寿司)▼第4話/薬味探訪・前編、後編(新そば、マグロの刺身、暮坪カブ)▼第5話/野菜今昔物語(ホウレン草のサラダ、セロリのスティック)▼第6話/新・豆腐勝負・前編、中編、後編(豆腐料理) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/ある日、ゆう子は不注意から交通事故にあってしまい2、3日入院することになってしまう。そのニュ-スを聞きつけた大研社の団社長は、この機会に自分がどれだけ彼女のことを思っているかを示そうと張り切る。なんと彼はフランスレストランの出張サービスをゆう子にプレゼントするのだった。しかし、彼女の心はなぜか浮かない。山岡がなかなか見舞いに来ないからだった。遅くなって山岡はようやく病室に姿を見せるが、その姿は泥だらけで……(第1話)。▼山岡は、ひょんなことから文化部の面々に食事をおごるはめになる。彼が選んだ店はあるおでん屋だったが、そこの主人は店を継ぐ気がないという自分の息子のことで悩んでいた。次の日、山岡を訪ねてきたおでん屋の息子の孝は、自分はフランス料理の修行がしたいので誰か一流のシェフを紹介してほしいという。山岡はまず料理人としての素質を試験すると言って、孝を連れて京都に向かう(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/大研社社長・団(第1・6話)、ゆう子の母、祖母・たま代、(第1話)、良三、「岡星」主人(第4・6話)、京極万太郎、唐山陶人(第6話) ●その他DATA/表紙写真~あんかけ豆富、柚子味噌豆富〔調理/笹乃雪〕

感想・レビュー・書評

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  • お見舞いの決め手
    栗田さんが 病院に入院。
    団社長は フレンチ料理をふるまい。
    山岡は 二人の秘密の場所からノビルをとってくる。
    ふーむ。団社長の戦略ミスですね。

    道具の心
    おでん屋の息子は フレンチ料理のシェフになりたいので、
    山岡に紹介を依頼。
    山岡は おでんの鍋を作っている工場へ連れて行く。

    薬味探求
    マグロにつける薬味はワサビだが、それ以外のものを探せと
    雄山から、良三は命令される。
    ワサビは さかな臭さをなくすばかりでなく、
    マグロの旨味も引き出す役割をする。
    ダイコンもいいが 水分が多くて合わない。
    山岡は 京都に飛んで 辛味大根を探し求める。
    辛味大根は、カブであるが、
    カブであって ダイコンのような暮坪ダイコンを岩手で。

    野菜の今昔物語
    野菜がおいしくない。
    その理由は 品種と農薬の使用だという。
    ふーむ。
    →旬をなくして周年栽培したことと窒素過剰が問題だけど。

    新豆腐勝負。
    煮とり法と生とり法のちがい。
    食べ方に合わせて 豆腐の作り方を変える。
    結果として 引き分けであるが、
    雄山は 息子を評価する。

    栗田さんは、山岡に近くなるが。
    山岡は あいかわらず よくわかっていない。

  • 山岡士郎の活躍が光る。
    ドラマについても、恋の話で東西新聞コンビがうまくまとめて、ほのぼのした感じ。団社長、栗田さんにアタックするが、やはり士郎の方が栗田さんのことをよくわかっているのかな。この辺の展開も今後の見どころかな。
    最後の雄山のセリフは印象的だ。

  • 当世風なら病室にレストランを持ち込む団社長に靡くだろうが、手間をかけた方が心に残るというのが美味しんぼ。

  • 携帯がない。パソコンもない。

  • 「暮坪そば」の回が収録されている美味しんぼです。実際に食べたことのある料理について書かれているのは新鮮でした。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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