美味しんぼ (104) (ビッグコミックス)

  • 小学館
3.52
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本棚登録 : 165
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091830203

作品紹介・あらすじ

食と環境問題編! 公共事業の環境破壊を鋭く追及!

海原雄山の思い出の海岸が消えた!?

今日本中で進む知られざる環境問題、砂浜の消失。それは過剰なダム建設が原因だった。小学生が理科で習う「河川がつなぐ陸と海」の関係、それが崩れたことで、砂浜や川に済む貝や魚だけでなく、様々な食材が日本の食文化からいま消えようとしている…!

全ての環境は食とダイレクトにつながっている。そう、毎日の食卓、それは最も身近で切実な『環境問題』の現場! あなたの食卓を守るため、山岡と雄山がいま立ち上がる!!

感想・レビュー・書評

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  • カウンターに返却された本。士郎が三人子持ちになっていたのにはビックリ。さらに、天竜川、伊那市美和ダム、伊那谷自然友の会など身近な地域の記載が。浜松の中田島砂丘の侵食に関わっていたとは知りませんでした。「地域情報あり」のシールを貼り、除籍対象外にしました。(R)

  • 初期から環境問題については食に絡めて訴えていたがこの巻では本格的に取り上げている。御用学者云々、漫画としては面白くも無いが今の日本人に伝えようとする試みは評価されるべきである。

  • 食と環境問題

    こむずかしい環境問題を 食のレベルに 結び付けていく
    手腕は 優れている・・・
    よく調べ上げたというべきか・・・

    ダムが どんな問題を持っているのかを
    天竜川と中田島砂丘の関連を明らかにして
    生態系の破壊 そして ダムが 水害を起こす
    という ところまで 発展させる。
    でも これだけのテーマを いったい誰が読むのだろう。
    どうも 作者の自己満足的な ものになっているような
    気がしてしょうがないなぁ。

    私には 面白いけどね。

    天竜川の環境問題から・・・
    長良川 沖縄の泡瀬干拓埋め立て 六ヶ所村・・・
    に切り込んでいく。

    公共事業という 官の進めるものに結びつく ゼネコン
    それに お墨付きを与える学者 という
    構造に メスを入れる・・・
    「学者」をあぶりだすのは 雁屋哲らしい 所作。
    それを 批判させるのも 学者なんだけどね。

  • 珍しく協力し合う雄山と士郎。

  • 原発なんとかやめられないかのー

  • 登録日:12/9

  • 2010年5月21日(金)に読んだ。

  • 最近は食を楽しむより社会問題のが多いね~前の方が好きだなー

  • 100304購入

  • 環境問題と食について学ぶことができます。

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著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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