美味しんぼ (104) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091830203

感想・レビュー・書評

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  • 初期から環境問題については食に絡めて訴えていたがこの巻では本格的に取り上げている。御用学者云々、漫画としては面白くも無いが今の日本人に伝えようとする試みは評価されるべきである。

  • 食と環境問題

    こむずかしい環境問題を 食のレベルに 結び付けていく
    手腕は 優れている・・・
    よく調べ上げたというべきか・・・

    ダムが どんな問題を持っているのかを
    天竜川と中田島砂丘の関連を明らかにして
    生態系の破壊 そして ダムが 水害を起こす
    という ところまで 発展させる。
    でも これだけのテーマを いったい誰が読むのだろう。
    どうも 作者の自己満足的な ものになっているような
    気がしてしょうがないなぁ。

    私には 面白いけどね。

    天竜川の環境問題から・・・
    長良川 沖縄の泡瀬干拓埋め立て 六ヶ所村・・・
    に切り込んでいく。

    公共事業という 官の進めるものに結びつく ゼネコン
    それに お墨付きを与える学者 という
    構造に メスを入れる・・・
    「学者」をあぶりだすのは 雁屋哲らしい 所作。
    それを 批判させるのも 学者なんだけどね。

  • 珍しく協力し合う雄山と士郎。

  • 海原さんと仲直りした山岡さんが、2人+仲間たちで協力をして環境問題の原因究明と食への影響をさぐる。

    なんか、最近の美味しんぼは社会の問題をリアルに取り上げることが多いな!ネタ的にきついから時事問題を、ってのもありそうだけど、なんか興味あること(食べ物)をフックに勉強になることを調べてマンガ化してくれているとおもうと非常にたすかるなぁ~なんて思ったりもする。

著者プロフィール

本名、戸塚哲也。1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科で量子力学を専攻。卒業後、電通入社。3年9カ月で退社後、劇画原作者として活躍。1983年より『美味しんぼ』(画、花咲アキラ)連載開始(第32回小学館漫画賞受賞)。1988年より「教育難民」として、オーストラリア・シドニー在住。
原作担当漫画に『まさかの福沢諭吉』『マンガ日本人と天皇』(画、シュガー佐藤)、『男組』(画、池上遼一)、『野望の王国』(画、由起賢二)ほか多数。著書に『美味しんぼの食卓』(角川書店)、『雁屋哲の美味しんぼ列島』(日本放送出版協会)、『日本人の誇り』(飛鳥新社)、『美味しんぼ塾』『同 II』(小学館)、『美味しんぼ食談』(岸朝子と共著)、『シドニー子育て記』、『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』、『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎)など。

「2017年 『さようなら!福沢諭吉 Part2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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