ギャラリーフェイク: ペルシャの秘宝 (5) (BIG SPIRITS COMICS)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091830258

作品紹介・あらすじ

美術界を舞台に繰り広げられる、芸術をめぐるミステリー!

▼第1話/翡翠(フェイツイ)の店(前編、中編、後編)▼第2話/レンブラント委員会の挑戦▼第3話/イングランドの根付▼第4話/ペルシャの秘法(前編、後編)▼第5話/学芸員物語▼第6話/『道成寺の怪』▼第7話/わが谷は灰色なりき ●登場人物/藤田玲司(ニュ-ヨ-ク・メトロポリタン美術館元学芸員で贋作専用の画廊、「ギャラリ-フェイク」のオ-ナ-)、サラ・ハリファ(Q共和国の王族の娘で、フジタの秘書)、三田村小夜子(高田美術館館長) ●あらすじ/事務所の掃除をしていたサラは、高級宝飾店、「ジェイド」の招待状を見つけた。店のオーナーは、一流の宝石泥棒・翡翠(フェイツイ)であった。サラと店にやってきたフジタは、翡翠からある依頼をうける。その依頼とは…(第1話)。▼レンブラント調査委員会(RRP)の第一人者、ラストマン博士が来日した。彼の来日目的は、レンブラントの作品の鑑定であった。ラストマンは、鑑定に絶対的な自信を持っていた。しかし、RRPは過去、メトロポリタンに在籍していた当時のフジタの鑑定結果から、自身が出した判定を覆すという辛酸を嘗めていたのだった(第2話)。▼文化庁依託の国宝Gメン、知念の依頼を受けたフジタ。知念の依頼は、人間国宝、加藤勘九郎が持つ陶片の鑑定だった。その陶片に魅せられた加藤は、何としてでもその色を再現しようとしていた。しかし、その陶片は、“幻の名陶”と呼ばれるラスター彩陶の破片であった(第4話)。 ●その他の登場キャラクター/翡翠(フェイツイ)(第1話)、大沢ちえり(第3話)、知念(第4話)、ギブソン(第6話) ●その他データ/世界の美術品~世界最大のブルーダイヤモンド・ホープブリュー(第1話)、世界最初のミステリークロック・モデルA(第1話)、レンブラント「ひろつば帽の男」(第3話)、江戸時代の根付(第3話)、ラスター陶彩の皿(第4話)、ルノアール「ガブリエルとココ」(第5話)、石川竜右衛門重政「月の面」(第6話)ミレー「待つ人」(第7話)

感想・レビュー・書評

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  • 日常に密着した話が一番面白いかな。

  • 副題は「ペルシャの秘宝」

    女盗賊翡翠(フェイツイ)、瑪瑙氏と登場。
    レンブラント調査委員会。
    ラクター彩陶、サラと初キス。
    能面。

    (2005年05月08日読了)

  • 知人から借りて。
    学芸員枠の狭き門の話、それなのに官僚の天下り先とみなされてしまうのは今も変わらないのだろうか?
    第4話/ペルシャの秘法(前編、後編)丁度『オルセー美術館展』でラスター彩陶の大皿を見たので、タイムリーだった。

  • 森川さんがアニメで主人公のCVを担当。ソツのないアニメでよかったですよ

  •  美術をテーマに取り上げた漫画で、主人公の藤田の美へのあこがれ・探求・崇拝がわかりやすく、時には難解に描いてあります。
     一話完結なので、どこから読んでも読みやすく、おもしろいですよ。

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著者プロフィール

細野 不二彦(ほその ふじひこ)
1959年生まれ、東京都出身。大学時代からスタジオぬえで活動。大学在学中の1979年、『マンガ少年』掲載の「クラッシャージョウ」(高千穂遙原作作品のコミック化)でデビュー。
アニメ化された『さすがの猿飛』及び『Gu-Guガンモ』などのコメディ作を手がけたあと、青年漫画に進出。以降も『太郎』『ギャラリーフェイク』『ダブル・フェイス』といったシリアス路線の人気作を次々と生み出し、長年に渡り一線級の人気を誇っている。

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