- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091831675
感想・レビュー・書評
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夫に勧められた。
読了後、太もも裏を意識して歩くようになりました。
すっきりした脚になりたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「脚のきれいな選手求む!」
一風変わったメンバー募集を掲げる東京都社会人3部リーグのサッカーチーム・東京クルセイド。その"東クル"の監督が、草サッカーの有料助っ人・ジョーカーを見かけたところから物語がはじまります。
本作は「ゆる体操」の高岡英夫さんが協力しており、弱小社会人サッカーチームを強化していく中で高岡氏の身体理論がうまく紹介・説明されています。
例えば本巻では、現代日本人が多用している腿前の大腿四頭筋はブレーキ筋であり、アクセル筋である腿裏のハムストリング筋を使わなければならないこと、また、ピッチ上での自分や全体を俯瞰的に見る力(深視力)などを扱っています。
しかも、前者については普段歩くときにお尻の後ろを意識するだけで歩き方が変わること、後者については練習の中に野球のノック(外野のフライ捕球)をするなど、そのまま普段の生活や練習の中に取り入れられるくらい具体的にトレーニング法が紹介されています。
蘊蓄的な部分も面白いのですが、それが単なる高岡理論の絵解きになっていないのは、本作がストーリー漫画として成立しているからでしょう。
天皇賞で優勝し、日本のスポーツ理論・身体理論に一石を投じるという野心に充ちた監督。その監督が見つけた逸材である主人公・沖千尋の過去。そして横浜ユナイテッドの若き司令塔・一ノ瀬迅と千尋との関係。大会を勝ち上がっていくというスポーツマンガの王道展開の上に、主人公の過去というサスペンス要素と高岡氏の運動理論が上手く絡められ、3つの要素がうまくブレンドされて物語が形成されています。話の続きが気になりつつ、新たな蘊蓄も楽しみ、という色んな楽しみ方ができる作品です。
サッカー好きは言うに及ばず、他のスポーツをしている人や、(スポーツをしていなくとも)知識良く旺盛な方にもオススメです。 -
最近出るようになりました。「そっと評価されるべき」タグを貼りたいです。
選手・監督・クラブスタッフなどいろんな視点でのサッカー漫画はあります。
この本で面白いのはサッカーを科学的に説明している点。ここでは「ハムストリング」の重要性を説いてます。
コンフェデレーションカップ、W杯あたりで売上が上がることを期待してます。
まぁ、コミック担当ではないですけどね。 -
剣道コーチがテニスのコーチに借りたサッカー漫画。
1〜15巻まで一気に読んだ
かなり面白い。
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以前からamazonサイトで気になる漫画だった。カバーにも惹かれた。本巻の「脚のきれいな選手求む!!」なんてふざけた広告だろうと思ったが、そんな理由があったのか! ってな感じ。サッカーの試合で荒唐無稽な技を出すでなく、実際にありそうな、でも、現実的には難しい設定に嵌ってしまった。試し買いだったが、次巻以降も買いだな。
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~10巻
語られる理論が真新しく、丁寧に説明され、面白い。その理論でのしあがっていく感じが気持ちいい。 -
草サッカーを舞台にして、天皇杯でのし上がることで日本のサッカーを変えてやろうと目論む東京クルセイドの戦いを描くサッカー啓発漫画である。
今となってはかなり知られるようになったインナーマッスルについての指摘が多くなされている今巻は、サッカー漫画として大変面白い。スポーツ漫画としてはまだまだ熱い部分を描けていないが、それはおいおいということだろう。キャラの背景は丁寧に描いているので、これからにも期待できる内容だった。
ジョーカーを名乗っていた沖千尋、この希代の才能を持った主人公に存在するサッカー選手としての欠点とは何なのかを筆頭に、物語はいくつかの謎を置きながらクローズしている。この辺も淡々とした運びながら、丁寧に描いている印象である。
今回は星五つで評価している。この密度で物語が展開されているとしたら、得がたいことだ。シリーズの読み進めが楽しみである。 -
この漫画、めっちゃ面白い。
プレイヤーじゃないとわかりにくいかも。。 -
おもしろすぎる。フットブレインのマンガ版のようだけど、こっちの方が当然マンガなので物語的でおもしれー。
これ読んでると、日本のサッカーが強くなるのって、何年後なんだろうか?学校やクラブにおける運動の仕方や意識を根本的に変えないとけして追いつけないな。
大脳で考えてプレーしたりトレーニングするのは逆によくないな。
確かにクライフやペップのプレイしている様は美しかった。
4巻まで立ち読み。 -
『ハムストリング』メモメモ φ(‘ω‘* )
ちなみにインナーマッスルのことです。