新ブラックジャックによろしく【移植編】 (9) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091834690

作品紹介・あらすじ

社会的反響を巻き起こした衝撃作、ここに完結!!

赤城への腎移植手術も無事に終わり
研修終了目前の斉藤は教授に呼び出される。
前代未聞の移植が永大に与えたインパクトは大きく
研修終了後、斉藤が医局に入ることは
限りなく厳しいというのだ。
ただ……教授は斉藤に条件を出す。


今後5年間…
“Yes”としか言わないことができるかね…?
従順な機械になることが…君にできるかね…?

それが覚悟できれば
医者として生き残る道をつくってやる――
「医者って一体何なんだ!?」
誰もが知らないのだ、その答えを。
誰もが知りたいのだ、その答えを。
斉藤、君が見つけた答えを教えてくれないか――

感想・レビュー・書評

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  • いろいろありながらも斎藤先生の成長物語として落ちたのか。どう終わるんだろと思っていたのがスッキリしました。

  • ついに完読。移殖編、長かったなー。最後は何か意外な終わりだった。5年間とはいえ、斉藤先生にYESだけ言う人生が送れるとは。皆川さんとも結局別れたんだな。まぁうまくいかないよな。やっぱ精神科が一番印象深い。自分にとって一番興味があるところだからだろうか。最後、オーベンが斉藤先生のところに集まったのは嬉しかった。斉藤先生、何でメガネにしたんだろう。

  • 春日部教授のご冥福をお祈り申し上げます。

  • えぇっ、そういう展開なのかという感じです。
    三つ子の魂百まで、人は言動が変わったとしても、根っこの部分は変わらないということですかね。

  • シリーズ最終巻。

    斉藤から赤城へ臓器の提供はとどこおりなくおこなわれます。その後、斉藤は5年間従順なロボットとして働くことを条件に高輪のもとで医者の仕事をつづけることを決断し、「医者とは何か」という問いかけを封印して職務に専念する道をえらびます。

    最後は茶番のような締めくくりとなっていますが、個人的には作者が意図的におこなったものと理解できるように思います。「医者とは何か」という重い問いかけが一人の若い青年医師をうごかし、彼を暴走へとみちびくも、そんな彼らの運命をも押し流していくように時間が流れていくという物語だったのではないかと考えています。

  • 最終的に、二兎を追うものは・・・ってな話。

  • ええラストでんなあ。
    ラストの先生大集合には癒された。
    なんだ、みんなお茶目でかわいいなコノヤロ!

  • 最後にお世話になった人たちが全員集まったのがなんかすごい胸熱だった。患者さんと向き合って、全部にyesと言わない生き方ってどんな何だろう。

  • 移植編。一気読み
    主人公の熱い行動?は相変わらず。
    でも今回は本人も絡む話だけになんかなー、という感じが強い

    ラストもうーん、って感じ。

    脳死、臓器移植、子供の糖尿病、動物実験などを扱う。

    透析始めると尿が出なくなり、体内の水分が抜けなくなる。
    1日の水分摂取は900mlに抑制。
    昔の透析は成長に必要な成分も取り去ってしまうため
    子供の透析は開始した時点で成長が止ってしまう
    病院にとって透析は500万円の収入

  • 現実というか、漫画的救いが欲しかったかも。斉藤先生の幸せな姿が見たかった。。。
    女性陣が結婚してたり、良い感じの人を見つけてるからより一層ね。
    五年という時間は、物事を何もかも変えてしまうんだな。

  • 医療倫理について深く考えされられた。命とは?医療とは?絵はあんまスキじゃないけど、取り扱っとるテーマがいい。

  • 力強さに一気読みした。読ませるよねえ。

  • 最終巻。術後と五年後を描いている。
    術後の経過は無事で赤城は普通の生活を取り戻す。斉藤は永大の傘下に条件付きで残ることに。全ての指示にYesと従い続ける生活を送る。五年の時を経て永大に戻り、マウスを用いた実験を続けている内、動物愛護団体の一人の襲撃を受けてしまう。
    五年の時を経て皆川も赤城も配偶者を見つけた。斉藤は医療について考え続けていた。動物愛護団体からの襲撃により、斉藤は入院してしまうものの、斉藤を心配した数々の医師や教授が駆けつけてくる。医療を追求した果てに多くのものを失いつつも多くのものを得た。未だに医療に関する問題や、医者とは何かという問いは残ったままだが、真っ向から問題に向かい続けるという姿勢が、唯一無二の道を切り開いたのだ。

  • いつも心をえぐられるような感触だったので長い間読まなかったのですが、勇気を出して「移植編」読みました。正直、脳死や生体間移植に関する倫理的な議論は門外漢な私には判断つきません。ただある女性に「生きて欲しい」と思う気持ちはストレートに伝わります。そしてそれを取り巻く人々の心の揺れも、時に醜いけどそれはそれで愛おしいくらい人間的です。生命に関わる仕事の怖さと重要さを天秤にかけつつ読むようなヒリヒリする作品です。

  • ブラックジャックによろしくから全部読んで、大好きなマンガだったけど。。
    最後の終わり方がなんというか、現実味がありすぎて少し寂しかった。

    終始リアルな世界を描いたが故でしょうか。
    斎藤先生が幸せを掴む姿が見たかった。

  • 「新」でないときのNICU編・癌治療編が感動しまくりで
    そのクォリティを期待して読んだだけに
    「新」になってからは、読み通すのがほんとうに辛かったデス。
     
    真面目で熱い男性って物語の主人公としてはすてきだけど
    赤城さんも皆川さんも、女として幸せになりたかったら斉藤せんせいはNGだな。と、ずっと思ってたし。
    ま そういう意味ではよかったね、と。(笑。
     
    移植の後日談は割とあっさりと描かれてて、そこまでの長さに比べて『拍子抜け』みたいな。
    でも赤城さんがフツーにペットボトルからお水飲めてるコマは、ちょっと感動でシタ。←まんまと。w
    5年後に関して。
    ずっと抱えてる問題は、きっとさらにずっと続いてくだろうな。
    斉藤せんせいって人物じたいは、真摯な物語の主人公としてハマってた凄いキャラだったデス。
    ただ せんせいの顔、
    右向き・左向き・正面…同じ人物とは思えなかった…。
    嗚呼 そこがいちばん辛かったデス…。

  • 斉藤先生、マジか。。。

  • 人を助けるとか死ぬ善とか欲とか…自分の仕事に置き換えて、一晩悩みました。
    主人公の青臭い直球な感じが自分と似てるような気がしたけど、私なんかより全然ずっと頭良くて考えてた……

  • 登録日:12/9

  • うーん、終わり方どうなのかな(−_−;)

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