サンクチュアリ 12: 聖域 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.88
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本棚登録 : 117
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091835321

作品紹介・あらすじ

“表(政界)”と“裏(裏社会)”から、日本の変革を目指す2人の男がいた

▼第1話/主義▼第2話/改革▼第3話/銃弾▼第4話/弱肉強食▼第5話/意地▼第6話/GOOD▼第7話/回り道▼第8話/公選制▼第9話/聖域 ●登場人物/北条彰(相楽連合二代目総長)、浅見千秋(佐倉代議士秘書)、石原杏子(六本木警察副署長)、渡海(とかい/北条の兄貴分の武闘派やくざ)、伊佐岡紀元(与党・民自党の幹事長を務める政界の大物)、伊吹英明(神戸山王会四代目)、狩谷久雄(立風会幹事)、ウラジミール・ソロコフ(元・ソ連高級官僚のロシアン・マフィア) ●あらすじ/政界では、浅見達が結成した新会派・新日本党と与党・民自党が連合し、裏社会では北条がロシアン・マフィアのソロコフと手を組んだ。北条と浅見は焦っていた。原因不明の病に冒された浅見の身体は、もう手の施しようもないほど蝕まれていたからだ。二人のあまりにも性急な動きに危機感を持った裏社会の大物・市島は、渡海を呼び出し、北条の暗殺を命じた(第1話)。しかし、渡海はどうしても北条を殺せず、そこに居合わせた宿敵ソロコフに銃を向ける。と、その瞬間。北条が渡海に銃を向け、引き金を引いた!(第2話) ●本巻の特徴/病に冒された浅見が生きているうちに、なんとか聖域(サンクチュアリ)を完成させようと努力する北条。その感動的なラストシーンは、読む者の心に永く残るに違いない。 ●その他の登場キャラクター/江 東輝(華僑・江一族の総帥)(第5話) ●その他のデータ/香港の返還(第6話)、和僑(第6話)

感想・レビュー・書評

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  • (全巻まとめレビュー)

    政治家と極道。表と裏から1990年代の日本・日本人を立て直す北条と浅見。強い志を持った2人の変革の物語。

    いや、これは本当に名作ですね。テーマもストーリーも秀逸。

    とっつきにくい「政治」を身近に感じさせてくれる。
    政治家と極道のつながりを(誇張は多少あるにせよ)教えてくれる。
    無気力な生活に刺激を与えてくれる(何かせねばという気持ちになる)
    「夢」に向かって努力している人はエールとも受け取れる。
    世渡りや社会の真理を疑似体験できる。

    表面的に良いところを書いたらこんな感じ。これらからさらに副次的に感じることは人それぞれでしょうが、たぶん人生に対して多少なりとも野心がある人は、学ぶことがとても多い作品なのではないかと思います。

    それにしても、後半に向けて展開が広がり、ハッピーエンドの想像がつかなくてハラハラしましたよ。一定のところに落ち着いて良かった。不完全燃焼で終わって、「あとは読者の想像におまかせ!」的な作品が苦手でして(^-^;;

  • 切ないラストや…

  • 政治と極道の熱い漫画、「サンクチュアリ」最終巻!

  • やっぱり池上遼一です。これまたかっこいいっす。

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