- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091835468
作品紹介・あらすじ
刺客として純粋培養された美少女剣士・あずみの哀しくも凄絶な物語。
▼第1話/▼第2話/▼第3話/▼第4話/▼第5話/▼第6話/▼第7話/▼第8話/▼第9話/ ●登場人物/あずみ(爺の手によって、物心つかぬうちから他の仲間達と共に純粋培養された精鋭の刺客)、爺(じじ。小幡月斎)、ひゅうが(あずみと共に育った仲間の刺客) ●あらすじ/ひゅうがが、最上美女丸に殺された。あずみにとって、最後の仲間であるひゅうがの死はショックが大き、その骸を埋めた墓の側をしばらく離れることが出来なかった。あずみが深い悲しみに沈んでいたとき、ひゅうがを殺した女装の剣豪・美女丸は次なる目標、爺の元へ徐々に近付きつつあった(第1話)。 ●本巻の特徴/最後の仲間のひゅうがを殺されて、とうとう爺と二人きりになってしまったあずみの深い悲しみが描かれる。また、「大坂冬の陣」で崩壊していく豊臣方の人物が、迫力あるタッチで描写される。 ●その他の登場キャラクター/千姫(第4話)
感想・レビュー・書評
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本巻では、最上美女丸も衝撃的だったけど、やはり勘兵衛か。あずみとのやり取りが印象的。南光坊天海の…仕業なのかな?
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ビッグコミックス
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連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。
それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。