あずみ: 草笛とマント (7) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 115
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091835475

作品紹介・あらすじ

刺客として純粋培養された美少女剣士・あずみの哀しくも凄絶な物語。

▼第1話/命と誇り▼第2話/ホタルの夜▼第3話/秀忠と宗矩▼第4話/真実の行方▼第5話/罠▼第6話/無法と腕自慢▼第7話/上意により…▼第8話/草笛とマント ●登場人物/あずみ(爺の手によって、物心つかぬうちから他の仲間達と共に純粋培養された精鋭の刺客)、爺(じじ。小幡月斎) ●あらすじ/“柳生新陰流”を名乗る剣士達に爺が襲われる。爺は危うく殺されそうになるが、すんでのところに駆け付けたあずみによって助けられる。“柳生新陰流”といえば、徳川家お抱えの流派。「今まで、自分達は徳川のために闘ってきたのに、なぜ?」…と、この爺への襲撃に対してあずみは徳川に抜きがたい不信感を抱く。一方の爺は、これには徳川家内の権力闘争が絡んでいると考える。そこで、その真相を確かめるべく、駿府城に向かう。そこには、爺が深い恩義を受けている僧侶で、家康のブレーンでもある天海がいるはずだからだ。駿府城に到着した爺は、あずみを残して単身で登城するのだが… ●本巻の特徴/味方である徳川家の者から、爺が命を狙われたことで、あずみの徳川への不信感は募る。 ●その他の登場キャラクター/土橋又吾郎・尾形太一郎・立野要助・北村左門(あずみと爺を付け狙う“柳生新陰流”の剣士)(第1話)、上月数馬(あずみの動向を探っている剣士)(第1話)、徳川秀忠(第2話)、柳生宗矩(“柳生新陰流”の創始者・石舟斎の五男。徳川将軍家の剣法指南役)(第2話)、天海(天台宗の僧侶。徳川家康のブレーン)(第6話)、伴左近・播磨小次郎(捕らえた爺を護送する剣士)(第6話) ●その他のデータ/無形(むぎょう)の位(第1話)

感想・レビュー・書評

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  • 新たな刺客はなんと味方のはずの徳川??あずみと爺を襲う最大のピンチ。果たして生き延びることは出来るのか。

    あずみの無類の強さがよくわかる7巻。新キャラも(刺客側に)たくさん登場。

  • あずみや爺を狙う黒幕がようやくわかった感じ。天海がもう少し敏感であれば…。実在と架空の登場人物がうまく絡み合っていて面白い。
    あずみが強いのはわかるけど、10数年?の育成でここまで圧倒するの?と思ってしまった。

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

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