あずみ: ひとり (8) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 114
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091835482

作品紹介・あらすじ

時は戦国末期。泰平の世を築くための捨て石として十人の子供が、刺客として

▼第1話/故郷へ…!!▼第2話/傷ついた獅子▼第3話/爺と宗矩▼第4話/ひとり▼第5話/小野派一刀流▼第6話/勘兵衛との再会▼第7話/鷹狩り一夜▼第8話/下見 ●登場人物/あずみ(爺の手によって、物心つかぬうちから他の仲間達と共に純粋培養された精鋭の刺客)、爺(じじ。本名を小幡月斎といい徳川方の老剣客) ●あらすじ/柳生宗矩一派の手から爺を救い出すことに成功したあずみ。なんとか危機を脱した二人は、武蔵国・川越にある喜多院を目指していた。この喜多院という寺は、徳川家康のブレーンである天海が住職を務めたこともある名刹。しかも、この寺のある川越からは爺の故郷も近く、柳生宗矩一派から命を狙われているあずみと爺が身を隠すには絶好の場所なのだ。その喜多院へと向かう道すがら、爺はあずみに「二人で静かに暮らしてゆこう…」と語る。あずみは、爺の言葉に違和感を感じつつも、これからの暮らしに期待を抱いていた。そんな爺とあずみが、ある橋を渡っているところに突然、柳生宗矩一派の追手が現われる。その瞬間、爺はあずみに「おまえは どこまでも 生きて 生き抜け!!」と言うや川に投げ込むのだった!!…… ●本巻の特徴/柳生宗矩一派の手により、ついに爺も壮絶なる最後を遂げた。天涯孤独の身となったあずみ。だが、その行く手にはさらに苛酷な運命が待ち受けているのだった。 ●その他の登場キャラクター/丈二郎、晋介(“柳生新陰流”の剣士)(第1話)、上月数馬(あずみの動向を探っている剣士)(第1話)、柳生宗矩(“柳生新陰流”の創始者・石舟斎の五男。徳川将軍家の剣法指南役)(第1話)、高垣陣一郎(“柳生新陰流”の剣士)(第2話)、飛猿(豊臣方の忍び)(第5話)、小野忠明(小野派一刀流の祖。柳生新陰流に激しい対抗意識を抱いている)(第5話)、貢喬介・松井凛太郎(小野派一刀流の竜虎と言われる、小野忠明の高弟)(第5話)、小兵太(戦死した父親が忠明の旧友だった縁で、小野忠明の道場で学んでいる小剣士)(第6話)、高木勘助(本名・井上勘兵衛。元・黒田清正の家臣)(第6話)、徳川家康(第7話) ●その他のデータ/喜多院(かつて天海が住職をしていた武蔵国・川越の寺)(第1話)

感想・レビュー・書評

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  • 爺が…。
    少しややこしくなってきた。秀忠と柳生宗矩と小野一派。そこに素性を隠した勘兵衛とあずみ。どうなるのだろう…。

  • ビッグコミックス

  • 連載期間14年にも及んだ小山先生の大作。物語をどう終わらせるのかずっと気がかりだったけれども、第1部を終え、舞台を幕末に代えてしまったのに震えた。個人的には静音・忠音が出てくる雪国編あたりまでが何度も読み返したのでよく覚えている。登場してすぐ自爆した飛猿が、その後こんなに主要人物になるとは思わなかった。

    それにしても、小山先生の描く人物は、悪人と善人の顔の描きかたの違いが凄まじい(意識的にそうしている、と「お~い竜馬!」連載後の武田鉄矢との対談で言っていた)。

  • 父・家康を嫌悪する秀忠と、その秀忠に側近として仕える柳生宗矩。宗矩は家康を討とうとしているのか?柳生の刺客が月斎とあずみを襲う!

    盛大にネタバレしないようにあらすじはこんなもんにしときますが、しかしあずみの驚異的な強さが際立つ巻です。今後の展開に期待。

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