MONSTER: ヘルDr.☆(ドクター)☆テンマ (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091836519

感想・レビュー・書評

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  • ドイツがまだ東西に分かれていた時代、感情なく人を殺してしまう〝怪物〟になるよう実験台にされたヨハン。その彼を偶然助けてしまったドクター・テンマが、追い込まれながらも怪物と対峙していく。

    ストーリーが複雑で分からんまま読み進めてしまったところもあったけど、誰を信じていいのか分からない恐ろしさと壮大な展開にはまった。それにしてもヨハンの目が怖かった。

  • 面白い

  • 浦沢漫画でエヴァの顔は絶対主人公と結ばれない。断言する。

  • 昔読んだことがあったモンスターをそういえばと思い出して再び読むことにした。改めてすごいヒキを作るのが天下一品の浦沢先生やなあと思う。天才。ドクターテンマの元に9年前助けた双子の兄ヨハンが姿を現し人を殺すところを目撃する。ドクターテンマの悪夢のようなストーリーが始まる。

  • 読書録「MONSTER1」4

    著者 浦沢直樹
    出版 小学館

    p18より引用
    “病院は政治の世界だからな。
    上手に世渡りしていかなきゃ、いつまでたっ
    てもうだつがあがらない…
    それが病院ってもんだ。”

    目次から抜粋引用
    “ヘルDr.テンマ
     ころして
     転落
     兄・妹
     殺人事件”

     天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
    長編サスペンス漫画。
     真夜中から日が高くなるまで、困難な手術
    を無事に終えた主人公・テンマケンゾウ。
    彼が受け持った患者は助かったのだが、もう
    一組の患者は…。

     上記の引用は、主人公・テンマの同僚の言
    葉。
    お医者さんは政治家では無いのですから、患
    者の治療に専念して欲しいものです。こうい
    う病院を舞台にした話を読むと、「白い巨
    塔」を思い出します。
     主人公が医師としての生き方を再確認し、
    歩き出そうとしたことで、新しく大きな不幸
    が始まってしまいます。第一巻にして、大い
    に盛り上がる話の展開ではないでしょうか。

    ーーーーー

  • 9年前の殺人犯と目の前で殺害した犯人が、意外な人物でした。。

  • 浦沢先生の漫画はとにかく食べてる描写がおいしそうでお腹がすく。

  • 図書館で。

  • 連続殺人犯のヨハンと、彼を追う天才外科医、天馬の話。
    殺人を犯しながら姿をくらますヨハン。
    そしてそれを追うテンマの方も殺人犯として追われている。

    人の弱点や心の弱みに目をつけ、さらに自分の魅力を生かして人を利用するヨハン。
    彼の犯す犯罪は常に人の心の隙をつく。
    何故彼は殺人を犯すのか、そして彼が行き着こうとする所はどこなのか。
    そもそも彼は誰なのか?

    さらにそれを追う天馬の方も彼を追う事により、人間的に大きく変わっていく。
    彼が最初ヨハンを追ったのは、ヨハンという怪物を手術により生かしてしまったから。
    でも物語が進むにつれて、目的はそれだけでなく、それまで知り合った様々な人生も彼は知らずに背負っていたように思う。

    話が進めば進むほど、筋別れして、さらに新しい登場人物が出てきて、展開のうつり変わりが早い。
    ひとつの物語が終わる前にもう既にいくつかの話が始まっている。
    そしてそのどれもがつながっていると思わせる。
    だからスリリングで先が知りたくてどうしようもなくなる。

    ドイツで子供を対象とした非人道的な人体実験が行われた施設があった。
    などという衝撃的なキーワードも、興味を惹かれる大きな要素だった。

    ラストは想像力を残すもので、あれはあれで良かったと思う。

  • こういう終わり方すごく好き。

    でも、

    片方を差し出した母親の意図は、ヨハンの行き先は、双子の名前は、本物の怪物は、、

    納得いく答えを欲してしまうあたり、まだまだ青いです。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。1982年、小学館新人コミック大賞入選。1983年、デビュー。代表作は、『パイナップルARMY』(原作・工藤かずや)『YAWARA!』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』。

「2012年 『BILLY BAT(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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