MONSTER: なまえのないかいぶつ (9) (ビッグコミックス)
- 小学館 (1998年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091836595
作品紹介・あらすじ
ヨーロッパを舞台に繰り広げられる、衝撃のサイコ・サスペンス!!
▼第1話/さらなる怪物▼第2話/混沌の怪物▼第3話/なまえのないかいぶつ▼第4話/蟻たちの饗宴▼第5話/我が目の悪魔▼第6話/母からの手紙▼第7話/心の痕跡▼第8話/目の中の地獄▼第9話/おとぎの国のカエル●主な登場人物/天馬賢三(元の脳神経外科医。無実の罪に追われながら“ヨハン”を追う)、ヨハン・リーベルト(テンマが命を助けた双子の兄。現在はシューバルト氏の秘書を務める)、ニナ・フォルトナー(“ヨハン”の双子の妹で、兄を抹殺しようとしている)、ルンゲ警部(ドイツ連邦捜査局の警部。テンマとヨハンは同一人物だと思っている)●あらすじ/ヨハンを撃つため、翌日シューバルト氏の蔵書寄贈セレモニーが行われるフリードリッヒ・エマヌエル校の図書館に忍び込んだテンマ。一方ライヒワンは、テンマを殺人犯にしないために、“ヨハン”の真実を伝えにシューバルトの屋敷へと赴く…(第1話)。▼翌日、図書館にはぞくぞくと人が集まってきた。彼の一挙手一投足がヨーロッパ経済に影響を及ぼすといわれているシューバルトが現れるとあって、欧米各国や日本の企業、大使館関係者、財政界のVIPも少なくない…。シューバルトが息子・カールとともに図書館に到着した。しかし彼は、「忘れた書類を取ってくるように」と、ひとりカールを屋敷に帰らせる…(第2話)。●本巻の特徴/ついにヨハンを射程距離内にとらえたテンマ。しかし、手の震えが止まらず、なかなか引き金を引くことができない。また、読んだ途端にヨハンが気を失ってしまったという絵本を見せられたニナは、“三匹のカエル”という謎の言葉をつぶやく…。●その他の登場人物/ハンス・ゲオルグ・シューバルト(“バイエルンの吸血鬼”との異名を持つ大富豪)、カール・ノイマン(シューバルトと娼婦の間に生まれた息子)、Dr.ギーレン(テンマの学生時代の友人で精神科医。テンマの無実を信じている)、ライヒワン(精神科医。友人のリヒァルトをヨハンに殺され、現在“ヨハン”を追っている)
感想・レビュー・書評
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▼第1話/さらなる怪物▼第2話/混沌の怪物▼第3話/なまえのないかいぶつ▼第4話/蟻たちの饗宴▼第5話/我が目の悪魔▼第6話/母からの手紙▼第7話/心の痕跡▼第8話/目の中の地獄▼第9話/おとぎの国のカエル ●主な登場人物/天馬賢三(元の脳神経外科医。無実の罪に追われながら“ヨハン”を追う)、ヨハン・リーベルト(テンマが命を助けた双子の兄。現在はシューバルト氏の秘書を務める)、ニナ・フォルトナー(“ヨハン”の双子の妹で、兄を抹殺しようとしている)、ルンゲ警部(ドイツ連邦捜査局の警部。テンマとヨハンは同一人物だと思っている) ●あらすじ/ヨハンを撃つため、翌日シューバルト氏の蔵書寄贈セレモニーが行われるフリードリッヒ・エマヌエル校の図書館に忍び込んだテンマ。一方ライヒワンは、テンマを殺人犯にしないために、“ヨハン”の真実を伝えにシューバルトの屋敷へと赴く…(第1話)。▼翌日、図書館にはぞくぞくと人が集まってきた。彼の一挙手一投足がヨーロッパ経済に影響を及ぼすといわれているシューバルトが現れるとあって、欧米各国や日本の企業、大使館関係者、財政界のVIPも少なくない…。シューバルトが息子・カールとともに図書館に到着した。しかし彼は、「忘れた書類を取ってくるように」と、ひとりカールを屋敷に帰らせる…(第2話)。 ●本巻の特徴/ついにヨハンを射程距離内にとらえたテンマ。しかし、手の震えが止まらず、なかなか引き金を引くことができない。また、読んだ途端にヨハンが気を失ってしまったという絵本を見せられたニナは、“三匹のカエル”という謎の言葉をつぶやく…。 ●その他の登場人物/ハンス・ゲオルグ・シューバルト(“バイエルンの吸血鬼”との異名を持つ大富豪)、カール・ノイマン(シューバルトと娼婦の間に生まれた息子)、Dr.ギーレン(テンマの学生時代の友人で精神科医。テンマの無実を信じている)、ライヒワン(精神科医。友人のリヒァルトをヨハンに殺され、現在“ヨハン”を追っている)
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これは面白い!
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主要人物大集合。
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残りの巻数からここでテンマがヨハンを撃つはずがないと思っていたが…まさか図書館に火を付けてシューバルトを狙うように仕向けてその犯人に仕立て上げるとは…あれだけ優秀なルンゲ警部でも完璧に騙されている。どこまでも悪。巨悪。ヨハンのようなMonsterを前にした時に、我々はひとたまりもない。我々に打つ手はないのだろうか。ディーターがそのカギを握っている気がする。大胆にこの段階で予想しておこう。最近とくに思う巨悪に対抗する唯一の手段は次の世代に受け継ぐ事である。志を遺すことがいかに大切かということだ。
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ルンゲは実はただの思い込みの激しい奴じゃないか。
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感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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ビッグコミックス
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読書録「MONSTER9」4
著者 浦沢直樹
出版 小学館
p149より引用
“ある場所に誰かがいた……
痕跡を残さずに、そこから立ち去ることがで
きる人間などいない。”
目次から抜粋引用
“さらなる怪物
混沌の怪物
なまえのないかいぶつ
蟻たちの饗宴
我が目の悪魔”
天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
長編サスペンス漫画。
ヨハンの企みを阻止するため、息を潜めて
その時を待つテンマ。ヨハンの命を救ったと
きや幼少の頃を思い出しながら、静かにその
時を待つ…。
上記の引用は、事件現場を捜査中のルンゲ
警部の言葉。
痕跡がしっかりと残っている間に、それを
しっかりと集めるためにも、初動が大事とド
ラマやらでよく聞きますね。警察から追われ
るような生き方をしないことが、なによりな
のだと思います。
大きく騒動が起こり、少し話が進展します。
ヨハンとニナ、二人についての事がわかるの
は、まだまだ先になるようです。
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ヨハンが仕組んでいることだろうか。セレモニーが、火の海に。事件に解決の糸口はチェコにあるのだろうか?