- Amazon.co.jp ・マンガ (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091837639
作品紹介・あらすじ
「生きる」ことの意味を問う、絶賛を呼んだ感動話題作!!
▼第1話/教室▼第2話/みかん▼第3話/忘れられた子供達▼第4話/ほほえみ▼第5話/織江▼第6話/翔▼第7話/命の綱▼第8話/子供会▼第9話/ハイキング▼第10話/海 ●登場人物/早野先生(境ろう学校の重複障害児クラスを担当する。)、三田先生(早野先生と共にろう重複クラスを担当する教師)、阪本みどり(境ろう学校わんぱく組の生徒。)、宮井信夫(聴覚障害と知的障害を併せ持つ子供。境ろう学校へ通う。) ●あらすじ/ろう重複障害児を初めて受け入れることになった、境ろう学校の重複障害クラス。食事、排便、着替えなどの身辺自立ができていない子供たちの教育は手探りで困難を極めていた。自傷行為を繰り返す信夫を前にして、三田先生は教育とは何かを考え始める(第1話)。▼知的障害と難聴を併せ持つみどりは明るい性格なのだが、偏食がひどく好きな物しか受けつけようとしない。偏食がひどくなることを危惧した彼女の母親は、なんとか色々な物を食べさせようとするのだが、みどりはその度にヒステリーを起こし泣いて逃げ回る。しかし、母親あきらめずに工夫を重ね……(第2話)。
感想・レビュー・書評
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涙なくして読めません。
「忘れられた子供・・・
いや・・・私達が忘れ、拒否し続けてきた子供。
誰が何をしても、どうにもならないと思われていた子供。
否定され、蔑まれ、絶望のまなざしを向けられていた者を代表して、
織江ちゃんは私達に信号を送ったのだ。
よだれを拭いてくれる、そっと抱きあげてくれる、やさしいその手が好きだ。
空気を震わせる澄んだ鈴の音が好きだ。
そして・・・
風に舞うたんぽぽが好きだと・・・」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で6巻まで借りてきたけど、続けて読むの辛いなー
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(メモ:中等部2年のときに読了。)
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どんぐりシリーズ第二弾。どんぐりの家からはちょっと離れた所のストーリー。3巻以降へのステップになる感じの雰囲気。事実関係はともかくとして、社会背景が痛いぐらいに感じられる作品。3巻以降が楽しみです。
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辛くなります。
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施設の職員、ボラさん。障害児のお母さん、先生方。健常児のお母さん、先生方。小学生、中学生、高校生、大学生、社会人。全ての人に読んで欲しい、涙なしには読めないまんが。