江戸むらさき特急 (1) (ビッグコミックススペシャル)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091837813

感想・レビュー・書評

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  • 歴史的な評価が固まるには何十年という歳月が必要だと言って、司馬遼太郎は太平洋戦争を描かなかった。しかし、それを待たずして決定的な評価が可能となる場合もある。
    例えば、お手元のほりのぶゆき著『江戸むらさき特急 第1巻』のP.157を見ていただきたい。マンガ史はこれ以前と以後に分けられるであろう。
    元ネタのある時代劇マンガという特殊でニッチな存在のため、本書がお手元にない方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれないが、もしそうであれば、今すぐこの文章を読むのをやめ、上のリンクからAmazonへ飛び、1クリックで購入ボタンを押すべきだ。限りある人生を無駄に浪費するのは、賢い選択とは言えない。
    ではAmazonから本が届く間に、続きを読んでほしい。
    江戸むらさき特急シリーズのすごいところは、元ネタの時代劇を見たことが無くても笑えるというところだ。私たちは個別の時代劇を知らなくても、時代劇の文法を知っている。
    とはいえ、知っている方が面白くなることもまた事実だ。
    音楽ネタがその最たるものだ。例として新五捕物帳のリンクを下に張っておこう。
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm11725419
    だが、たとえ初見で知らずとも、遅いということはない。マンガを読んだあとに音楽を楽しめばよいのだ。そしてさらにマンガを読むといい。これで死ぬまで退屈しないで済む。
    現に私は、江戸むらさき特急と、再放送の暴れん坊将軍、そして大江戸捜査網の往復運動を続けている。地上波の再放送は、他にも大岡越前もあり、忠相の活躍が日に二度も楽しめるという時代に私たちは生きている。
    本が届くまでどうしても待てないという人には、同じリンク先にほりのぶゆきタグがあるので、そこから動画を探すという手もある。実物より大きいコマでじっくり見るほりのぶゆきの絵も味わい深い。
    最後に一つ、懸念を示しておきたい。最近のほりのぶゆきの作品は、個別の時代劇を取り上げるものが見られない。これは、日本における時代劇の衰退と無関係ではない。ほりのぶゆきに新しい作品を書いてもらうためにも、日本の時代劇の火を消してはならない。

  • あっ、忘れてました!ありました、これ!!…にしても、一時期、自分がギャグを何本担当してたのか!?を考えると笑えませんね…本作は、現スピリッツ編集長の弟でもある、ほりのぶゆきデビュー連載!!確か『相原賞』という新人賞(これがまたくだらない賞でして…略)で、信長の登場する「人生50年」とかいう作品で入賞して、それで本作が連載スタートした次第ですが、本当にゆるゆるでくだらない作品でしたね!(←いい意味で)…凄いのは、ほり氏が、あの雀荘の学生的なゆるゆるさ加減を未だ持ち続けて、プロで活躍していることです。願わくは、森繁のように喜劇から巨匠へと向かわず、由利徹の如く最後までくだらなさに殉じてほしいという気持ちですが…願わなくてもなりそうですね…!

  • ありえないんだけど、とりあえず爆笑しておくか、って気にさせられます。大好きな登場キャラは、「江戸の黒豹(杉良太郎もどき)」です。下の子が生まれたときに、姉妹でお揃いの「江戸の黒豹」そっくりなデザインの帽子をピューマ柄の生地で縫ってあげました。どこへ行っても好評でした(どうでもいいですね)。

  • 江戸の黒豹(ただし野良)

  • 時代劇が大好きになる漫画。

  • 全3巻

  • 時代劇オタクによる、時代劇オタクの為のギャグマンガ。
    ……違うのかなぁ。大好きです。時代劇もほり先生も。
    「今の日本には、ちょんまげが足りない!」と思っている方に
    激しくオススメします。
    抱腹絶倒過ぎて、家の外で読む事のはオススメしませんけど。

  • 原点です。

  • 通い先においてあって、たまたま読んだらおもしろかった!
    時代劇(水戸黄門)が好きな私は食いつきました(笑)
    で、たまたま見つけたので購入!



    09年8月7日 購入→読破

  • 中学くらいの頃か?
    え?こんな表紙だっけ?(笑)
    ってか、なんでこれ買って読んだんだ(笑)
    きっとXXXHOLICみたいに背じゃない3辺に色がついてるからだ(笑)
    おぼえてるのは、夢の中で自分だけ裸ではずかしがってる人(笑)

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