ホムンクルス 15 (ビッグコミックス)

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著者 : 山本英夫
  • 小学館 (2011年4月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091837905

ホムンクルス 15 (ビッグコミックス)の感想・レビュー・書評

  • 名越の精神世界は最終的にとんでもない規模にまでなる。ハッキリ言ってマジキチです。最後の名越警官には笑っちゃったなぁ。作者が風呂敷広げ過ぎてまとめきれなかった感は否めないけど、なんとか完結させてくれてスッキリしました。

  • トレパネーションーー頭蓋骨に小さな穴を開けることにより、脳が活性化し、いわゆる「第六感」が芽生えるーーという手術により、人間の心の歪みが見えるようになった男の物語です。とにかく気持ち悪く、後味の悪い終わり方でした。人間の気が狂っていく様を描いたという意味では傑作かもしれませんが…。

  • 究極の自己愛が完結したんだと思った。他人は自分の写し鏡、程度の違いはあるにせよエゴイズムでない人間なんてこの世に存在しない。

  • 数年がかりで読み終わった。
    マンガワンのイッキ読み有り難し。
    絵で魅せる人だなあ。


    結局、名越は誰のことも興味がなくて自分のことだけが好きだったのね。
    だから自分が外見やステータスでしか判断されなかったように、
    成功者として稼いでたときは見た目の良い女ばかり横に置いていた。
    仕事でブイブイ言わせてたのにバランスが崩れて車暮らし始めて、
    伊藤に見出されてホムンクルスが見えるようになってからも、
    相手を内面の葛藤から救いつつも、
    無意識ではそれだけ相手に見返りを求めていた。

    だって、あの女はななこじゃなくてななみって別の女なんでしょ。
    それを無理矢理ななこって自分で思い込ませて、トレパネーションするまでは甘いこと言っといて
    使い捨てにしてるもんね。
    結局は自分しか好きじゃないから、誰からも見てもらえないし、必要とされなかった。
    最後は全員自分に見える世界で生きていたもんね。

    こういう性格の人って、
    伊藤がトレパネーション誘ってなくても破綻してたと思うよ。

  • う〜ん、ちょっと悩むラスト。15巻全体の流れは、他人は自分を写す鏡、ということかな。

  • <嘘にまみれた男の末路>
    ホムンクルスついに最終巻です。ラストには納得しない方もいるみたいですが、名越が「本当の自分」という「嘘」を追い求める限り、あれ以外にはなかったと思います。最終巻では特に「見る」という行為を相対化しています。見えることは必ずしもいいこと(治療)ではありません。それがイタさんの自殺と名越の末路に描かれています。自分のホムンクルスは、自分の経験と人間関係の中で絶えず変わるものです。人間とは嘘とホントをない混ぜにした存在なのでしょう。

  •  一巻からは、「ナンジャ、コリャ」って、めぐるましく話が変わっていって、おもしろいのかおもしろくないのか、どうしてヘンなイキモノに見えてしまうのか、謎が深まるばかりだったのですが、最終巻は、「エッ?」――とりあえず、わけが分からない。
     「自分を知って! 自分を理解して! 分かって!」という『理解して』という我儘と、「こんなふうにはなりたくないッ!」というちゃちいプライドが行き過ぎ、周囲を巻き込み過ぎた感じです。

  • タイトルに惹かれて読んだ1巻は面白かったが、最終巻はワケわからず、キモい。

  • 面白いのか面白くないのかよくわからんけど、とにかく読んだ後いろいろ考えてしまう。

    正しいことが良いのか悪いのか。

    嘘が良いのか悪いのか。

    狂っているのかまともなのか。

    狂っているとするならば初めから狂っていたのか、徐々に狂っていったのか。

    人間やっぱり顔なのか。

    いろんな見方があると思うが正解があるとは思えないことがたくさん詰められている漫画だと思う。頭おかしいやん、と言ってしまえばそれまでだけど。

  • 最終巻だけ読んだwww

    TUTAYAでレンタルしたので、10冊で590円だから数合わせに、、、。

    8巻ぐらいまで普通に読んでたんだけど、
    最初は面白かったんだけどねぇ。
    何か途中からぐだぐしてたので読む気が失せたんだよね。

    特に目新しい展開もないし、
    何より読んでて気持ちの良い漫画じゃないから
    さっさと結論にいけや、と思っていたのでしばらく放置してました。

    あの漫画最後どうやって〆るんだろう、

    のところだけ気になっていて
    ちょうど完結してたのでラスト借りてみたけども、


    やっぱりぐだぐだでした。


    分かってる風な感じで終わってるのが残念。
    何て言うのか、”人間とは”を追及しようとして全く追及出来ずに
    最後自分で何言ってるのか分からなくなってるでしょ、な終わりでした。


    深い事描いてるようで浅い。


    貴方何様ですか、みたいな評価してますけど
    私は読者様ですw


    それにあの人は頭に穴開けなくても終わってたよ、人生。
    そんな感想。

  • 無意識を描写する筆力は素晴らしかったが、テーマ、ストーリーがどんどん内に縮小していくのは勿体無かった。

  • 色んなホムンクルスが見えてる辺りは面白かったのですが
    締めが良く分かりませんでした

    私には「俺たちの戦いはこれからだ」とか「いつもどおりのオチ」みたいな
    分かりやすい話があってるようでこれはちょっと合わなかったかなと

  • 1-15巻読み
    読んでて色々不安になってきた。
    ちょっと演出がジョジョっぽい。

  •  最後、(だいぶ引っ張ってから)結末は読者に任せます、という終わり方かな、と思います。引っ張った分、何がしかの解答が欲しかった気がしますが傑作に間違いありません。

  • 全巻通じての感想
    前半のワクワク感が徐々に薄れ、
    後半は何処に向かってるのか
    見えなくなって、ラストは、
    えっ⁉そっちなの?みたいな、
    モヤモヤ感、腑に落ちない感
    満載でした。

    星は全巻の平均値、ラストは星二つです。

  • やっと全て読み終わった。


    こんな終わり方かぁ。。


    うーん…。


    なんなんだろう。


    人間の内側を描き出してるけど、見たくない部分でもあるよね。

  • 狂気。そこは天国か地獄か。僕は天国だと思った。

  • このラストがなんとも皮肉。

  • 終盤は特に、お得意の“泣きじゃくり”が炸裂していて、ぃよォッ!待ってましたァーッ!!!といわんばかりにテンションが上がった。
    最終巻となった今作は緊張感漂う、設定なのに、、、 なぜだろう。
    不細工おもしろすぎ。オール名越おもしろすぎ。フランクな挨拶、おwもwしwろwすwぎw

  • 最終巻で、一気に核心へ迫った感がある。ってか、時間軸を中心に、それまで、なかなか先へと進まない萬画だった。その分、画力があり、人間の精神を挑戦的にえぐっているエキサイティングさがあって、ページを進めさせた。その最終巻だが、一言で表せる言葉が見つからない。近い感想を表すとすれば、「なーんで、そっちになっちゃうのかな!?」って感じ。予想していたから「そっち」って風に言えるが、不可思議さが、「なーんで」という解釈になる。
    シンプリファイに見れば、劣等感と人間の関係、外見と心、本当の自分といったテーマだけを追いかけ続けた萬画だった。

  • 最後が怖すぎた。恋人が死んじゃって狂っちゃったのかな?

  • たぶん笑うところなんだよね…。最後。

  • ホムンクルスを求めた名越がたどり着いたものとは。ホムンクルスとは何だったのか。救いはあったのか。狂気の完結。

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