キーチVS (7) (ビッグコミックス)

著者 : 新井英樹

• 小学館 (2011年7月29日発売)

作品紹介・あらすじ

今夜、キーチがテロを実行する！

世の中からつまはじきにされた者どもで構成された劇団・波羅蜜多とキーチが、遂に実行する。前総理、経団連会長、在日米軍司令官の3名を拉致するのだ。
第一の標的は、前総理の小池敬生。準備は万端。果たして計画は成功するか…！？ 悩める労働者は、今夜も悩んでいるだろう。
失業者は、失意のうちに今夜も悪い夢にうなされているだろう。
“世間”は今夜も静かだ。
だが今夜、“世間の一部”は昂奮している…。テロルの夜が始まる…！！




【編集担当からのおすすめ情報】
巻末特別企画、作者・新井英樹によるインタビュー「新井英樹の部屋」収録。
第7集のゲストは内田樹氏。大震災で根底から揺れ動き、いまだ揺れが収まらないかのようなこの国の、明日を語る！ 必読！！

感想・レビュー・書評

[tsukasa26さんの感想 · 2017年7月4日]

御徒町 女房、妾からの逃走 キエフ在住 のぼうの城 がっつくなよジジイ 内田樹たつる 節度 既得権益 若松孝二 他責的な構文で社会をとらえる 奪還論 「いいから黙って」というのは実は社会性を獲得するための王道 粛正 自分の生声が届く範囲ぐらいが限界って。それが健全だと思う。 久我総理 小池敬成前総理大臣 山梨県富士吉田市 波羅蜜多 岡崎逃走 港区高輪台駅（たかなわだいえき）は、東京都港区白金台二丁目にある、東京都交通局（都営地下鉄）浅草線の駅である。駅番号はA 06。

[はちのさんの感想 · 2014年6月2日]

革命前夜……かな？

拉致して、さあこの先どうする？ という感じ。

[okacheapさんの感想 · 2012年8月8日]

新井英樹はどこまで突っ走ってくれるんだろう。と、作品を読むほどに思う。こんな漫画を、連載できるっていうのは、それだけでも日本は素晴らしい、と思う。けれど、ここで描かれていることは、本質過ぎて、怖いくらいで、震える。(11/12/28)

[zagasaitoさんの感想 · 2012年2月14日]

日本での革命の話。続きが気になりすぎる。

[odamichiさんの感想 · 2011年12月3日]

サンクチュアリと並んで、実際にこんな人物がいてくれて、世の中を変えてくれればいいのにと思ってしまうマンガ。この人が描く物語はいつも鮮烈。

[ﾓﾖﾛﾝさんの感想 · 2011年9月11日]

キーチが動いて胸熱に向かう段階が始まったけど、昨今の時節柄を踏まえた上で乙な落としどころの胸熱にちゃんとしてくれるかな。

[まゆたろうさんの感想 · 2011年8月18日]

2011.8月　実家で。弟の。

[miurahideyukkiさんの感想 · 2011年8月15日]

ついに決行される、元総理大臣と経済界のドン拉致計画。キーチの物語、というよりも群像劇になってきたけど相変わらず緊張感に溢れていて読ませるストーリーで面白い。巻末の作者ー内田樹対談も濃くて良いです。

著者プロフィール

講談社でデビュー。「宮本から君へ」で大きな評判を得て、小学館にて「ザ・ワールド・イズ・マイン」で漫画業界を震撼させた。その後も次々と問題作を連発し、現代漫画界で最も刺激的な作家となる。

「2023年 『SPUNK - スパンク！ - 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」