MASTER KEATON / 2 完全版 (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 651
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091841629

作品紹介・あらすじ

コミック界の至宝、完全版で再発掘!!

保険会社の調査員(オプ)をしている平賀=KEATON・太一は、オックスフォード大学在学中に学生結婚をし、一女をもうけたが、間もなく離婚した。自分を鍛え直すため、英国軍に入り、SAS(英国特殊空挺部隊)の一員として活躍、フォークランド紛争、イラン大使館人質事件の際には、活躍を認められ、勲章を授与されている。その後、SASのサバイバル術の教官となった。
いつか、考古学者として身を立てることを夢見つつ、保険の調査員として、今日も世界中を回り、事件を追う日々が続く!!
20世紀最高の学術サスペンス『MASTERキートン』が完全版として復活!!雑誌掲載時の4色2色ページを完全再現したA5判の豪華版です。

感想・レビュー・書評

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  • 友人、夫と妻、親と子、かつての同志。
    色んな関係を持つ人々の複雑な愛憎が描かれるお話が多かった。
    味わい深い。

    そんな中でも師弟の関係については純粋な信頼とか尊敬とかで満たされている気がして、より一層深い感慨があった。

  • 1巻と同じく保存用に購入しました

    同時発売ということで一緒に買われた方も多かったかなと思います

    大学講師が一番したい仕事なのに生活のためにやっている保険の調査員の仕事ばっかり繁盛しているキートンさんのお話。

    本巻収録のFIRE&ICEを読んで、喫茶店や食後のドリンクでグレープフルーツジュースを頼むようになったのは私だけではないはず。
    グレープフルーツジュースは良質な筋肉を作ります。

  • 本書をきっかけに、僕は考古学(特に本書の物語の核となる「西欧文明ドナウ起源論」)や東西冷戦構造に、一時期かなり興味を持ったものです。主人公の平賀・キートン・太一の経歴、リアルにありえない〜!と思いつつも、格好良いので問題なし(ただし、たまにおっちょこちょい)。友情と愛情が詰まった最終回は特に名作ですね。

    浦沢作品の中でも特に人物描写が優れていて、登場人物の誰もが魅力的です。

  •  

  • 単行本2巻「Fire&Ice」から3巻「赤の女」まで収録。
    単行本1.5巻分で1冊になってるようです。

    本棚空けるまで我慢できんかったw
    やっぱりキートン先生はかっこいい。片膝つくほどかっこいい…!
    ずっとこれからも憧れの人です。
    語学やサバイバル技術は無理でも、人生楽しむ行動力はちょっとでも真似したいなあ…
    そう思わせてくれる「昼下がりの大冒険」がやっぱり大好き!アイスうまそー!(・∀・)

  • 難しい世界史的な要素も多いけど、各話のまとまりかたなんかはさすが。続巻楽しみ。

  • 不意打ち第2弾、同時発売でしたのでまとめ買い。
    1巻に引き続いて、秀逸なエピソードが綴られていきます、、連作短編のように。

    「赤の女」を読みながら、当時の大人の世界を垣間見たようなドキドキ感を思い出しましたが、
    それでも一番印象に残っていたのは「屋根の下の巴里」の一編。

     -では、 なぜ学び続けるのでしょう?…それが人間の使命だからです。

    作中のキートンの年齢は確か、35歳。
    彼と同世代になってしまったんだなぁ、、なんて、思いながら読み返しています。

    そうそう、今更ながらに数年前にアニメ化されてたのも知りました、、レンタルしてみようかな。

  • ちょっと展開が都合良すぎかな。アイスを追いかけるくだりは微笑ましいけど。

  • 感想は最終巻12巻にまとめてあります。

    https://booklog.jp/users/fleurenbonton/archives/1/4091841724

  • 学び続ける
    何を学ぶか
    学びたいことを
    どう学んでいくか、
    昨日知らなかったことが
    今日はわかるようになっている
    知らないことを知る喜び
    どんどんと進んでいって
    世界の誰も知らなかったことを
    少しでも知られるようになっていくまで
    知れば知るほど
    知らないことが増えていくからこそ
    自分が何も知らないことを知るために
    学んでいく。
    人しての使命。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。1982年、小学館新人コミック大賞入選。1983年、デビュー。代表作は、『パイナップルARMY』(原作・工藤かずや)『YAWARA!』『Happy!』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』。

「2012年 『BILLY BAT(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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