アイアムアヒーロー 8 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091842466

作品紹介・あらすじ

遂に英雄、発砲…激化する戦闘の行方は!?

食糧品奪取のため、アウトレットモールのフードコートへ潜入した英雄たち。
袋のねずみとなった彼らに、次々ZQNが襲い来る!!

一方、負傷した比呂美を背負った藪もまた、死の要塞から脱出をはかるが…!?

善人も悪人も、喰われたらそこで終わり…
緊迫の脱出劇が繰り広げられる中、
彼らの生きる意志が試される時。

遂に覚悟の銃声が響きわたる―――!!!

【編集担当からのおすすめ情報】
各紙誌で話題騒然!累計200万部突破!
花沢健吾氏による注目作・『アイアムアヒーロー』第8集が発売します。

8集では、前集で登場したテント村の住人たちが次々とZQNに襲われ、生死を賭けたサバイバル脱出劇がいよいよ激化。
そして、遂に英雄が発砲します!!

誰が生き残り、誰が喰われるのか?
まとめて読むと緊張感倍増…
緊迫のアウトレットモール編クライマックス巻です!

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の英雄はしがない売れない漫画家&アシスタントでしかない。死んでも動くZQN相手に、彼が趣味として猟銃の使用許可を取っている、と言う人間であった事、平時には武器として行使できるわけでもなく、所持する許可を持つ人間としては特別なんだが、別段なんの役にも立たない、が、平時がひっくり返った時、所持許可が取れる程、什器の扱いに長けている事が「職業人」としての技術として特化する。仕事の中で、練磨されたとしてもそれで給料が上がるでもなし、と言う技術がある。だが毎日の業務に於いて修練された事が「特別な才能」となる舞台があるかもしれない。
    英雄が修練した技術として猟銃を打つ(ぶっ放す、と言った過剰表現は要らない)コマ、職人の一芸を見る様だ…ぶっ放すではない、猟銃を打つ技術を持った人間が武器を扱う、と言うただそれだけの事が描いてある。大袈裟にヤラない、と言うのは漫画の中では非常に難しい手法だと思う。そこで読者の層や受け止め方が分かれるだろうなぁ。英雄は元々「猟銃所持許可を持った人間」であり、たまたま銃を手に入れたのでもない、ヒーローになるべく使命を負っている訳でもないんだよな。世界が変化した時に猟銃所持許可を持ってて良かった、程度のものなんだよ。災害時、今の自分でもなんかしら役立つ技術を持っているだろうか、と言う事を考えさせられる。創意工夫をする想像力なら自信ある。手に入るもので代替品をこしらえると言うのは職場でよくやってる。そう言う事、だろうな。

    つぐみの車のクラクションの音、その音に英雄が撃つ手を取り戻した瞬間、感動した。助かって欲しいと言う思いよりも、諦めないでいられるのは「誰か」がいると感じた瞬間が描かれていたから。

  • おっちゃん完全に忘れられてた

  • ああ~、すごい。
    どうしようもなかった主人公の才能の開花とか、極限状態での各キャラクターの動きが、きわめてリアルに胸の中に下りてくる。すごい表現力。脱帽。

  • 続・アウトレットモールの戦い。被害者と加害者に大差がないという怖さ。

  • 勇気とか踏ん張りとか、弛緩した日常から脱落してしまっている物が掘り起こされる物語と描画の底力が発揮された、シリーズ中でも屈指の巻。

    あちこちに伏線も張られ、巧みな構成には感心する。

  • すごくドキドキした!ゾンビという安易なテーマなのに読ませるな。

  • 英雄の反撃。アウトレットモールの崩壊。
    ついに英雄男を魅せる。緊張感と安心感が入り交じる面白い巻。
    ひとつだけ気になったのは、
    ひろみちゃんの目線で薮がZQNと同じ生き物だったこと。
    この先に通じる何かだろうか。

  • やれやれ、一応危機は脱したか…
    緊迫感あるねぇ

  • 絶望的な状況の中、希望を見出せた巻。毎回読む時に、これが現実世界で起こったら…と考えてしまう。それくらいリアル。続きが気になります。

  • 怖くて気持ち悪くてとても面白いです。

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