黄昏流星群: 脆い星光 (10) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.58
  • (3)
  • (4)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 47
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091842701

作品紹介・あらすじ

▼第1話~第9話『脆い星光』
●登場人物/中川さとみ(平凡な主婦)、藤岡卓(山岳写真家を目指すカメラマン)
●あらすじ/夫は単身赴任、息子は留学しているため、ひとりで気楽な生活を送っている主婦さとみ。友人の加寿子に頼まれ、彼女の不倫旅行のカモフラージュ役のため一緒に出かけたアメリカで、さとみは鈴木実と名乗るカメラマンと出会う(第1話)。▼アメリカ旅行の最後の夜、自然ななりゆきでベッドを共にしたさとみと鈴木。日本では絶対に彼に会ってはならないと、さとみは自分に言い聞かせるが……(第2話)。▼さとみが旅先で知りあったカメラマンの鈴木は、実は加寿子の不倫を暴くために派遣された、藤岡卓という探偵だった。その事実を知ったさとみは、一夜の情事を後悔し、久々に夫に会いに行くが、そこで夫が若い女と一緒にいるところを目撃してしまう!!(第3話)▼夫の浮気にショックを受けているさとみの前に、再び藤岡卓が現れ、「あなたのことが好きになった。私と一緒に、平凡な人生を変えてみませんか?」と誘う。そんな彼と、さとみは付き合うことになり……(第4話)。
●その他の登場キャラクター/一木加寿子(中川さとみの友人)、長崎洋一(加寿子の不倫相手)、中川勇太(さとみの息子)、藤岡照子(藤岡の元妻)、藤岡志穂(藤岡の娘)、玉城和美(さとみの夫の愛人)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  ずいぶん前にオードリーの若林さんがオールナイトニッポンで、ナンチャンに渡されて読んだらすごく面白かったというので、読んでみた。すでに完結していると思ったらまだ連載中で66巻で続いている。とりあえず10巻まで読んだ。1冊に1~2本の中編が収録されていて、中高齢者の不倫と性が必ず描かれる。若い頃なら、なんだこりゃあと思ったかもしれないけど、実際自分が中年なのでひどく生々しい。しかしそれ以上にストーリー、ドラマ性、構成、構図、コマワリ、キャラクター、なにもかも名人芸で漫画としてのすごいレベルで度肝を抜かれる。すっごく面白い。

  • 1-20巻セットで20.00

  • 2019/8/23

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

弘兼憲史の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×