- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091842787
作品紹介・あらすじ
被災地編・めげない人々
2011年3月11日、東日本を襲った未曾有の大震災。それから3か月後、山岡たちは、かつて取材でお世話になった被災地の方々にお会いするため、東北へと旅立つ。
青森県、岩手県、宮城県をめぐり、そこで出会ったのは、苦境に屈することなく、復興に挑む、「めげない人々」の力強い勇気だった。
【編集担当からのおすすめ情報】
復興せよ、東北の「食」! これまで「美味しんぼ」にご登場いただいた、被災地に住む実在の方々を訪ね、震災から3か月後の現状を記録した、「美味しんぼ」の被災地編。マイナスからの再出発に、めげることなく立ち向かう、東北の「食」の達人たちの姿は、私たちに勇気の尊さを伝えます。心に残すべき、必読の一冊!
感想・レビュー・書評
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批判また批判かと思ったらかなり前向きで感心。
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これまで登場してきた東北の人への取材をまとめると言うのは、良い企画ではないか? 「美味しんぼ」節爆発で体制批判の嵐かと思いきや、オーソドックスに被災地レポートに徹している。
こういう、事実のみでなく、気持ちの入った記録を残すのは良いことだと思います。 -
美味しんぼ、15年ぶりくらいに買った。富井副部長は部長代理に、田畑さんが副部長になってた。今回は「被災地編・めげない人々」というテーマで、東日本大震災から3ヶ月後、山岡達が被災地を訪れたという設定になっている。被害の少ない八戸から入り、種差海岸、岩手県田老、重茂、大槌町、陸前高田、戻って釜石市、宮城県気仙沼市と、これまで取材した三陸沿岸地域をめぐり、人々と再会する旅。自然の脅威に手も足も出ない有り様が、ありのままに描かれていた。「めげない」という言葉は正しいけれど、被災者の気持ちを思うと軽々につかっていいのかと疑問に思う。富井部長代理のくやし涙は余計な感じもしたし、山岡さんの「○○は見た。次へ進もう」という表現もなんだか淡々としすぎてる気がした。
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大震災後にも頑張っているめげない人々への暖かいエールは素晴らしい。
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2013.7.30〜8.3震災後のことをかいていてよかった。
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726.1 カ (108) 登録番号9074
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原発の影響にはやっぱ触れないのね。
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美味しんぼは藤原養蜂場を取り上げた回以降、あまり好きになれなかった。環境問題に入れ込みすぎたりして漫画本来の良さを失っていた感じがしていた。
今号は八戸~岩手県~気仙沼石巻への被災地訪問と実際企画ものなのだが、重茂漁協、八木澤醤油など被災企業を丹念に取材し被災地の立場に立って真摯にマンガにしてあります。一読の価値あり。 -
震災後の東北を美味しんぼメンバーが訪れます。
力強い、東北の人たちにこちらが元気をもらえますね(T-T)
きょうで1年。
忘れたくないですね、この日を。 -
美味しんぼメンバー、大震災後の東北をめぐる。
すでに美味しんぼじゃないんだけど、自然があって、それに携わる人がいてこそ、食べ物がおいしいんだと思うとこれも役割かもしれない。
乗り越えて生きていこうとする普通の人の姿が、胸に響きます。