- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091842794
作品紹介・あらすじ
『コミプロ会』推奨銘柄に輝いた堂々の新刊
本気で天皇杯優勝を目指すアマチーム「東京クルセイド」は、沖千尋抜きで本選出場を決めるが”二人の秘密兵器”に思わぬ欠陥が露呈し、不安を抱えていた…!? 一方、記者・三枝に、突然”友達”千尋の話を振られた天才高校生Jリーガー・迅は不快感を思い起こすが…まだ千尋の現況を知らない。だが、運命の糸は再びーー!? (科学指導:高岡英夫〈運動科学総合研究所〉)
【編集担当からのおすすめ情報】
お陰さまで、第1集8刷!第2集3刷(2012年1月12日現在)と、2011年に大きくブレイクすることができました!ですが、物語はやっと予選を突破したばかり。「日本が真のサッカー先進国になるために!」大武氏の熱い想いはこれからです! また、この新刊第3集では、意外に知らなかった「サッカールール講座」や、気になっていたキャラクターの人間像もさらに出てきたりで、読み応えも益々広がっていると思います。
感想・レビュー・書評
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本巻の最初で手厚く説明されているのがオフサイドのルール。
恥ずかしながら私、これを読むまでオフサイドとは「相手キーパーの一番近くにいる選手がオフサイドラインになる」くらいに漠然と思っておりました。わかったつもりになっている方も一度確認の意味で読んでみるといいかもしれません。
一ノ瀬と千尋の間にある"秘密"が、ここに来てきな臭い動きを見せはじめました。恐喝に怯える一ノ瀬と、脅迫相手に逆アップをかます千尋。対照的な二人の在り方が、この先の二人の明暗を示唆しているようでした。
また、本巻では東クル監督・高橋と記者の三枝が知り合いであること、そして東クルを経済面で支えているもう一人の人物の名が明かされます。今まで千尋の過去にサスペンス展開の焦点が当たっていたので気づかなかったですが、そもそもこの東クルという核心的なチームの存在自体、考えてみれば謎なんですよね…。
いつも東クルの試合を見に来ていたサッカーオタのメガネの兄ちゃん。絶望的にフィジカルに恵まれていないものの、サッカーに関する観察力・分析力を買われ、東クルのスカウト要員に抜擢されました。こういうプレイヤー以外のスタッフの資質・能力が評価されているのって、個人的にツボだったりします。
メガネの兄ちゃんが指摘した東クルの弱点・右SB。そこにハマるおあつらえ向きのタレント・遊佐が登場。彼の活躍は次巻以降のようです。
本巻の最後で埼玉RSユースとの試合がはじまりますが、日本のサッカー指導を具現化したような埼玉RSユースをボロカスに言う雰囲気が漂いまくっています。
蹴斗と千尋が接触したときに蹴斗が倒れます。軸も立っておらず身体が使えていないユースの選手が、ちょっとした接触ですら"当たり負け"てしまっているのですが、審判はそれに気づかず千尋にファウルをとります。
体幹部を使う動きができてくると、ラクに大きな力を出すことができ、またそれは受け手が不思議に感じるような力だったりします。ただ、そういう力は体験してみないとわからないものなので、本書で批判されているような体の使い方しか知らない人からすると、「もの凄く強く当たった」としか理解できないのも仕方ありません。ガッチガチの選手がちょっとしたことで崩されてしまう(勝手に崩れてしまう)ということを見て分かるようになるため、サッカーの審判は全員高岡英夫さんなり甲野善紀さんなりに技を掛けてもらうのを体験した方がいいんじゃないか…などと無茶なことを思ってしまいました。 -
3巻
ついに始まった天皇杯本戦。
オフサイドの説明をここまでするかとも思ったが、
サッカーを知らない人にはわかりやすい説明ではないかと思った。
それにしても説明が多すぎる気がする。
今までとは違うサッカー漫画だから今後どうなるかが楽しみ。 -
サッカー経験者にはきっと楽しめる内容だと思う。
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意外に続きが気になる
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3つのオフサイドラインとか社会人リーグチームの審判資格とか勉強になるなぁ。
嵯峨くんとはサッカー観に行きたくないな笑
もし自分と同じレベルの観戦者な女性と出会いたいなら、1人で来ている人とかに話しかけた方が早いだろうなw -
コミック
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新外国人おもしろい。オフサイドは審判員として、特に副審としての判定するのも難しい。あとがきにもある通り、サッカー(漫画を含む)を観るのにも、競技規則を知っていたほうが面白いと思う。ユースチームとの試合、そして長欠のSBがどうなるか? 続きが気になる!
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■書名
書名:フットボールネーション(3)
著者:大武ユキ
■概要
本気で天皇杯優勝を目指すアマチーム「東京クルセイド」は、沖千
尋抜きで本選出場を決めるが“二人の秘密兵器”に思わぬ欠陥が露
呈し、不安を抱えていた…!?一方、記者・三枝に、突然“友達”
千尋の話を振られた天才高校生Jリーガー・迅は不快感を思い起こ
すが…まだ千尋の現況を知らない。だが、運命の糸は再び――!?
(amazon.co.jpより引用)
■感想
2巻に記載済み。