雪人 YUKITO 1 (ビッグコミックス)

  • 小学館
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本棚登録 : 120
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091843265

作品紹介・あらすじ

新宿に突然現れた謎の青年、その目的は!?

「田代組を知らないか…?」。10年前に潰れた暴力団のことを聞き回る謎めいた青年の雪人。朴訥な秋田弁を話す田舎者の彼は、一体何を企んでいるのか。雪人の登場が欲望の街・新宿に波乱を巻き起こす…!
『新宿鮫』シリーズのベストセラー作家・大沢在昌の傑作小説「北の狩人」を、実力派作家・もんでんあきこが完全漫画化! 超強力タッグが描く本格ハーボイルドが、新宿に新たなヒーローを誕生させた!!






【編集担当からのおすすめ情報】
掲載誌ビッグコミックスペリオールでも人気急上昇中。男を描くことにかけては当代随一のもんでん氏が大ファンと公言する大沢氏の原作小説を元に、その魅力を全開にさせました。澄んだ瞳を持つ雪人、そして彼を取り巻く男たちのカッコ良さにあなたもしびれること間違いなし。さらに過去の闇に迫っていくスピーディーな展開に、きっと手に汗握る大満足を得られます!

感想・レビュー・書評

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  • 今だと受け入れられないかもしれないが、発行当時の時代を考えるとよくあった小説だろう。
    今の時代好みは分かれるだろうが、漫画のオリジナリティを少し加えながら、よく描けていると思う。バイオレンスが抑えられているのは画力のおかげか。

  • マタギの孫が秋田から、父が亡くなった事件を調べるために新宿へ…
    ぼったくりバーのキャッチをしている女子高生、その店を取り仕切るヤクザ、所轄の刑事…が交わっていく過程も丁寧に描かれ、のちの展開が気になります。

    もんでんさん、実写的な側面を捨てずにキレイな描写なのでとても好きなんですが、女性の服がちょっと野暮ったいところだけが気になります。

  • アイスエイジぶりのもんでんあきこさん(の絵)!
    何かが始まっていく感じが好きです。

  • 電子書籍。もんでんさんの絵だし読友さんの感想ですごく気なっていた作品。原作未読。父親の事件の真相を探るため東京に出てきた雪人… どうしよう主人公のスッと真っ直ぐなカッコ良さも素敵なんですが、ヤクザの宮本さんがめっちゃ好み♪ ひととなりはまだ1巻なので未知数だけど醸し出す雰囲気がもう絶対良い漢だろうなと思える。

  • 原作読みたくなった。

  • 原作未読。面白かった!続きが気になる。うーん、もんでんさんはやはし、こういう方が合っているのかなと思ってみたり…

  • この私としたことが、この『雪人』というコミック、3巻が出るまで気付かずにいました(T∇T)。
    もんでん先生のコミックはチェックしてるつもりだったのにぃ。

    と、まぁそれは置いておいて・・・原作が大沢在昌先生の『北の狩人』ということで、もんでん先生が描くものより、さらにハードボイルド(古い?)な感じ。
    まだ話は序章で、始まったばかりだけど、キャラも立ってて面白そう。
    今後が期待できそうな作品です。

    ただ、原作ファンの方にはどうかわかりません。原作者の了承を得て、アレンジを加えているということと、まだ【新宿】の特異性は出て来てないかな~と思ったので<(; ^ ー^)。

  • 原作を読んでから3年くらい経っているので、ちょっと話を忘れていました(^_^;)そして冒頭の「新宿は深い海だ・・・」の部分はやっぱりどうしても新宿鮫を想像してしまいます。雪人は大沢作品の主人公では珍しいタイプで、一番好感を持っていましたが、漫画でもその魅力が存分に出ていて良かったです。そして宮本氏、渋カッコイイです!!2巻も早く読みたい!

  • おっさんがカッコいい。絵が巧い。なんたって原作大沢在昌。買わない理由がなかった。繰り返す、おっさんがカッコいい。

  • お話としてよくできてると思います。
    続きが読みたいです。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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