シュトヘル (6) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

著者 :
  • 小学館
4.17
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本棚登録 : 741
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091845504

作品紹介・あらすじ

西夏の文字盤・玉音同を抱え蒙古支配圏から金国に逃れたユルールと須藤。しかし蒙古の追撃はやまず国境を越え追っ手が迫る。さらに金の将軍ジルグスは玉音同を対蒙古外交戦の切り札と位置づけ、その奪取に動き始めるーー!!

感想・レビュー・書評

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  • 人の生死も、国の存亡も、部族の命運も、儘ならぬ。
    闘いに駆り立てるはただ、己の愛憎の念。
    守るものを失い、怨念を育み、望むのは何か?
    鬼気迫るハラバルの強襲が圧巻です。
    ユルールの信念は禍いを呼ぶのでしょうか。
    関わるひとは皆、惨憺たる有様ですね。
    4〜6巻まで読了です。
    暫く振りに続きを読みましたが、ユルールが逞しく育ってきたなぁ。

  • 4〜6巻までレンタルで読了。
    文字が記し遺す歴史。それに救われる人も蔑まれる人も、文字を守る人も憎む人もいる。歴史は暗記する名詞の羅列じゃなくて、人の生きたドラマなんだと、しみじみ思う。これを読むと。

    ハラバルが格好よすぎる。シュトヘルとユルールの再開が待ち遠しい。スドーも成長してきて良かった。あと吉祥山(グルシャン)おじいちゃんも渋い。

    ハラバルとシュトヘルが無双するアクションは痛快だし、複雑で強烈な思惑絡み合う人間関係のドラマも胸を熱くする良作。

  • 敦煌的な。敦煌(映画)好きなんだよなーw 舞台も同じく西夏、文化を戦火から守るというのも同じ。自分に名付けられた「名前」に誇りを持ちたくなるそんな漫画。逃避行型ロードムービー的歴史大河ファンタジー(なんじゃそりゃ

  • 前巻にハラバル兄がほとんど登場せず残念に思ったらば、今回は大活躍。大好きだ!ハラバルの乗る馬、走って跳んで潰して殺してって、ラオウの黒王号みたいだ。人馬セットでいつまでも見ていたいのだが…。そんなところで終わんないで(泣)。

    相変わらず、血しぶきがこちらまで飛んできそうな迫力の絵を描く漫画家さんだなあ。緊張が途切れないのも素晴らしい。切った張ったが激しいが、扱うテーマは真摯で深い。『皇国の守護者』はあんな終わり方になってしまったけれど、この物語は最後まで語ってくれそうな予感(帯の賛辞が大ごとになってきて嬉しい)。

  • 安定のユルール、安定のスドー。
    しかし、またパーティー分断かぁ…。うむむ。

    どうにも目がつるつる滑る巻だった。
    また頭から一気に読まないと駄目かな。

  • 南宋との対比で金国代表は必要だったのかもしれないけれど
    全体から見てジルクスさんをここまで重しおかなくてもよかったのでは
    と完結してもいないのに決め付けて思う
    キャラクタ種類としてはありだけれども

  • コミック

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  • 2016-8-24

  • じーさん無双かと思ったら…虎きたーー!

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著者プロフィール

伊藤悠(いとう ゆう)
1977年、東京都生まれの漫画家。女性。夫はイラストレーター・漫画家の前嶋重機。代表作に『シュトヘル』。
大正大学出身。1999年『ウルトラジャンプ』27号第1回ウルトラコンペに入選し、29号掲載の「影猫」でデビュー。連載デビュー作は「面影丸」。短期連載や読み切りをいくつか執筆したのち、佐藤大輔原作『皇国の守護者』連載が人気を博し、2006年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推奨作品に。しかし諸般の事情により物語の完結前に連載終了。2008年から『シュトヘル』を連載し、2012年第16回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。

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