星を継ぐもの 04 (ビッグコミックススペシャル)

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  • 小学館 (2012年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091847201

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星を継ぐもの 04 (ビッグコミックススペシャル)の感想・レビュー・書評

  • 全巻通して読み終わりました。

    SFとしても見事、伏線回収も含めてミステリとしても一級品。私はこれ読んで「あぁ原作読みたい!」となりました。やっぱり良いものは良い。実に良いコミカライズだと思います。

    全体的に「そうだ、俺達人間はこうしてのし上がってきたじゃねぇか!」というような人間賛歌を感じるストーリーでした。ゾクッとしました。スカっともしました。ただまぁ、こういうのにゾクッとするというか、スカッとするっていうのは、何なんでしょうか。いや、当然物語が面白かったとか、そういうのもあるんですが、その一方で何か一抹のモヤッとした感じを抱いてしまう。
    やっぱり肯定したいんでしょうねぇ、人間存在という自分達の存在のあり方を。そういう欲望というか、願望というのが、私の感じたものもそうですし、物語そのものの背後に隠れているような気もします。
    読みようによっては、戦争や差別、虐待や貧困といった負の歴史から、抜き難い攻撃性から、知性の闇まで、人類の闇は全てテューリアン人が責任を取って謝ってくれるみたいな、自分達とは違う異世界の超越者が責任を取ってくれるみたいな、だからお前たち人類は大丈夫だみたいな、むしろよくやってきたじゃねぇか見直したぞみたいな、そういう話としても読めるわけです。究極のご都合主義ですよ。
    ただ、そうと感じつつもね、まぁ、気持ちは頗るよくなるわけですね。「僕らが悪いんじゃないんだ! むしろ僕らはこれまで頑張ってきたほうなんだ!」って思えるというのは確かにある種のカタルシスをもたらしますから。

    タイトルの『星を継ぐもの』。何というかそういう意味では複雑な気持ちになった読後感でした。

  • ストーリーは名作SFなので言うまでもない(オリジナル要素も多いようだが)。本作の魅力はそれよりも、劇画タッチで描かれた宇宙船、古代生物、……といったスペクタクルだよなあ。私が最も好きなのは重力波の表現。重力レンズを引用しているのかな。

  • まるで1本の壮大なSF映画を観たような充実感・・・
    大変堪能できました。
    すべての謎に答えを出しての物語の終焉は・・・
    素晴らしいの一言です。

    星を・・・太陽系を継ぐ者として進化した人類。
    現実でも辿り着ける場所なのでしょうか??

  • 原作は未読なのだけど、想像力の逞しさに驚かされる。どうやら何冊か分の内容がまとめられているようで、終盤駆け足気味との意見もあるようだけど、元を知らないからか気にはならなかった。

  • 原作の謎解きのどきどきワクワク感が絵でうまく表現されていて良かったです。
    4巻は少し展開が早かった気がするので、間を加筆してもらえると◎。
    それにしても原作のおわりかたこうだったっけ?
    原作を読み直したくなります。

  • さすがに3冊の原作を4冊のコミックにまとめたために、最後は駆け足の感じもするが、忘れていたような伏線を回収しまくる爽快感は原作に通じるものがある。

  • 「星を継ぐもの」ってこんな話だったけと思ったら、大幅に端折って、3作目までの入れているのか。「星を継ぐもの」は読んだが、2作目、3作目は買っけれども、積ん読で終わっているので見たことのない話になっていても当然だ。原作ものはやはり難しいなあ。

  • 最後急いだな。もっとじっくりでも良かったのにもったいない。

  • 全巻が完結するのを待って一気に読み終えた。
    星野之宣のSFものは2001夜物語が良かったのである程度期待はしていたが、想像以上に深い内容だった。原作は未読だが、SFの面白さを久々に堪能した。
    月の起源(宇宙を彷徨う月が地球の引力に捕えられて衛星になったという説)、ホモエレクトスからの進化したネアンデルタール人とホモサピエンスの争いなど、実際の科学知識をちりばめながら、太陽系100万年の物語を描き出す展開は謎解きの要素もあり、面白かった。
    ただ、(他の書評でも指摘されているように)第4巻の展開が性急すぎて、若干無理があるように思えたので☆4つ。

  • 思わず「おお」とうなる美しい展開。原作譲りにしても、漫画家と相性がすごく良かったんだろうな。僅か4巻で語りきった名コミカライズ。

  • 2012/11/18-16:40 一気読み

  • 星野版の完結です。原作の『巨人たちの星』までをカバーしているのですが、ちょっと省略のしすぎで、全5巻にしてほしかったです。

    知的推理の所がすっぽり抜けて、ちょっと残念でした。

  • ちょっと物足りない終わり方。もう数冊あっても良かったけど、ハード系SF漫画を長期連載してくのはやっぱりキツイんだろうねぇ。

  • 1,2,3巻とも壮大過ぎるくらいのストーリーでありながらリアリティに溢れた良い作品だった。この作品で描かれている歴史的事実が、本当の歴史事実なのだと錯覚してしまうことがしばしばあったくらい(自分はセリオス人の子孫なのかーと言う具合に)。それくらいのリアリティがこの作品にはあったのだ。しかしこの4巻でそれが一変。壮大さを残しつつも、話をまとめるためなのかリアリティが無くなってしまった。結果ありがちなSF作品に成り下がった。非常に残念。

  • 原作の2巻目のラストは、セリオス人の生き残りが確かに月から地球に渡ったという口伝だけで場を転換し、ここに及んで今だ思い込みに捕らわれ続けている学者もいるという皮肉とともに(意訳)、原始の地層からセリオス語の名がきざまれた腕輪が発掘され(いたずらと判断されて捨てられ)るというシーンで終わった気がします。翻訳文庫を実家から掘り出して確認せねば。
    感慨深さはこちらのほうが好みではありまして、マンガにすると畳んだな~という感じがいなめません。あと3巻がまだ未読であることが気づいたので急ぎ手配します。
    ああそれでも、面白かったです。星野先生の画力でJPホーガン、良い、実に良かった! 終わってしまった…と一抹の寂しさを覚えるほど。

  • これの原作って20年ぐらい前に発表された小説です。でも、クライマックスの展開は現代的というか、攻殻機動隊っぽいというか、年代を感じさせない展開でした。

  • ホーガンの名作「巨人」シリーズのコミカライズ。
    原作の3作目までを通してのコミカライズであるためところどころ設定の改変がある。設定については賛否あると思うが、個人的には整合性あるまとまり方で満足した。
    1巻冒頭の月のシーンや、ガニメデ行きの宇宙船内での地球生物進化議論のシーンあたりが素晴らしく好き。

  • J・P・ホーガン原作の”巨人たちの星”シリーズ(「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」)をマンガ化したもの。
    今回で完結する。

    ジェヴレン人(ランビア人との末裔)の存在と、彼らが人類を支配しようと策謀を巡らしている事に気付いた主人公たち。
    一方、シャピアロン号の巨人たち、ガルース船長らは、自分達の末裔がその対立の元を作ってしまった事に気付き、どちらにも加担せず、去っていこうとする。
    武力面では話にならないほど差があるジェヴレン人に対して、どのように対抗していくのか・・・。


    「星を継ぐもの」の方は何度も読んだので、ストーリーをよく覚えているが、他の2作については、記憶がかなり曖昧なので、どの部分がどのようにアレンジされているのか、といった楽しみ方はできなかった。
    先日、後日譚である「内なる宇宙」を古本屋で入手したので、今度、それも含めて読み直してみたい。

    印象的だったのはジェヴレン人のヴェリコフに協力するように説得するシーン。
    ちなみにこれまでのすべての「謎」の種明かしにもなっている。

    ヴェリコフの説得はガニメアンのガルース船長が行う。
    その説得に用いた方法は「真実を語る」こと。
    目の前の損得ではなく、そもそもの始まり、自分達(の末裔)が行った暗部も包み隠さず話した上で、協力を求めた。
    (捕まって、カマをかけられたとはいえ、ヴェリコフは一度、ジェヴレン人側を裏切っている、というのが底辺にはあるが)

    不都合な事は無かった事、もしくは過小に扱い、都合のいい事は針小棒大にして語る事は誰にでもできる。
    が、真実を語る事は、そう簡単ではない。
    本当は一番の近道なのかもしれないが、一番、勇気がいる事なので、そうできない事が多い。

    どこかの国で話題になっている問題も、お互い自分にとって都合のいい事ばかり言っているうちは決して進展しないだろう。

    ところで、原作では「星を継ぐもの」のラスト近くでダンチェッカー教授が論理的考察だけで真実に近い所まで迫るシーンがお気に入りだったのだが、マンガではアレンジされ、別の人物に持っていかれてしまったのが少々、残念。
    ダンチェッカー教授のようなキャラは好きだっただけに・・・。
    (実際にいたら、敬遠してしまうかもしれないが)

  • J・P・ホーガンの星を継ぐ者を原作とした漫画の完結巻。
    原作そのままではなく、同著者の続編の要素を含んだオリジナルの内容となっているらしい。
    SF漫画に対して評価が甘い自覚はあるけれども、とても面白かった。
    原作を読んでないのでそっちも是非読んでみたい。

  •  原作の3部作は最終巻だけ読んでないので、原作とどう違うのか分かりませんが、あの壮大な物語がコンパクトにまとめられた良作だと思います。

  • 完結してしまった。

  • 致し方ないことかもしれないが、ものすごく端折ってあって残念感が強い。

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