シュトヘル (7) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

著者 : 伊藤悠

• 小学館 (2012年12月27日発売)

作品紹介・あらすじ

人間にとって「文字」とは何か！？

西夏の文字盤「玉音同」をめぐり衝突する金国軍と蒙古軍。
激戦の最中、ついにハラバルの前に現れる「悪霊」。
互いに復讐の闇に堕ちた者同士、
死闘の先に待つ運命は・・・！？

【編集担当からのおすすめ情報】
第16回手塚治虫文化賞新生賞受賞！！
朝日新聞他、各誌紙大絶賛のヒストリカルコミック!!

感想・レビュー・書評

[あさひさんの感想 · 2013年9月22日]

命の価値は変化します。
その時代、この場所、立場によって。
大事な人を虫ケラのように殺される理不尽。
それは怒りとなり怨念となって、呪う相手を求めさまよい始める…。
全てを喪い、復讐を糧に生きる者。
シュトヘルとハラバル。
死臭を撒き散らし、激闘です。
ユルールは悪霊と化した姫の呪いを解く王子様になれるのでしょうか？

[ruih0815さんの感想 · 2013年2月11日]

ハラバルとユルールの対面になんというか…言葉が出ないです。ハラバルが地面に書いたものになんというか…涙が…。もうなんというかですね、ユルールが逞しく成長して、そしてその姿を見て微笑うハラバルがなんとも言えないです。去ってゆく背中にもう二人ともどこも帰る場所などない、彷徨うしかないとわかっているのに…。
そして登場したイケメン新キャラ。これから物語がどう運ぶか楽しみです。現世のスドーくんは今後絡んでくるんでしょうか…。彼は読者の気持ちを代弁してくれるようなキャラクターなのでまた登場してほしいなぁ。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/07/22]

｢現世のスドーくん｣
えーーー(7巻未読故にオドロク)

[syupigeru0907さんの感想 · 2013年9月29日]

「―――覚えてなくてもいい。……何も残っていなくていい。何度でも出会い直して、俺と生きようよ。
　シュトヘル―――、君のことが好きなんだ、ずっと」

　この漫画に登場する主要な人物たちは、皆、己が信じる正義と信念を持っている。他人に付けられた消せない傷や自分しか担えない重い責任が、それらのバックボーンになっている。そして、この12世紀という時代と場所はまだ、盗み・犯す・殺すを、それだけで「悪」と断じれる地盤になっていない。
　皆が皆、ユルールでさえも全き善人というわけではないかもしれないが、そうあろうと周りに飲み込まれまいとする彼の強さには、言葉には、見ているだけでも震えるものがある。
　……こんなこと言われちまったら、もう、惚れるしかないですよ。
　

[菊月茉莉さんの感想 · 2012年12月28日]

虎と悪霊の二人の戦いは、まるで愛し合っているようだった。
いい本だ・・・

[猫丸(nyancomaru)さん · 2013/05/17]

｢虎と悪霊の二人の戦い｣
始まったんだ、、、気になる(現在５巻まで読んでます)

[菊月茉莉さん · 2013/05/17]

虎と悪霊と、少年との対面・・・切ないのと、これからを考えると緊張します。

[bukuroguidkodamaさんの感想 · 2018年11月13日]

今巻で第二部完の形だったので1巻から改めて読み直してみた
（ちなみに一部完は3巻二拾話）
やはり素晴らしい
一巻の冒頭からの熱を山谷あっても切れずに持続している
話の結末としてはあと16年くらい後なのかとも思うが
信頼して行末を見守りたい

[しろたさんの感想 · 2018年10月19日]

邇九↓繧医ｊ蟾ｦ蜿ｳ縺輔ｌ繧倶ｸ悶?荳ｭ縺ｪ縺ｩ荳崎ｦ√→險?縺?叛縺｡縲∬勠縺ｮ諱ｯ縺ｮ繧ｸ繝ｫ繧ｰ繧ｹ縺ｫ縺ｨ縺ｩ繧√ｒ蛻ｺ縺励◆繝ｦ繝ｫ繝ｼ繝ｫ縺?縺後▽縺?↓繝上Λ繝舌Ν縺ｫ霑ｽ縺?ｩｰ繧√ｉ繧後◆縲ゅ◎縺薙↓繧ｷ繝･繝医?繝ｫ逋ｻ蝣ｴ縺励?√ワ繝ｩ繝舌Ν縺ｨ縺ｮ謌ｦ髣倥′蟋九∪繧九?ゅ＠縺九＠縲∝ｾｩ隶舌′貅?雜ｳ縺ｪ縺ｩ縺ｨ縺?≧縺ｮ縺ｯ縺翫°縺励＞縺ｨ莠御ｺｺ縺ｮ髢薙↓蜑ｲ縺｣縺ｦ蜈･繧九?ょｽ｢蜍｢荳榊茜縺ｨ隕九◆繝上Λ繝舌Ν縺ｯ騾?ｵｰ縺励◆縲ゅワ繝ｩ繝舌Ν縺ｯ繝上Λ繝舌Ν縺ｧ邇蛾浹蜷後→繝ｦ繝ｫ繝ｼ繝ｫ縺ｮ鬥悶ｒ謖√■蟶ｰ繧翫??ｦ門ｮ滓､懊?蝣ｴ縺ｧ螟ｧ繝上Φ繧呈囓谿ｺ縺吶ｋ縺､繧ゅｊ縺?縺｣縺溘′縺昴ｌ繧ゅ°縺ｪ繧上〓螟｢縺ｨ縺ｪ縺｣縺溘?よ忰蟄舌ヨ繝ｫ繧､縺ｮ莠亥ｙ縺ｧ縺ゅｋ蜿悟ｭ舌?蠑溘リ繝ｩ繝ｳ縺檎匳蝣ｴ縲ょｹｼ縺?ｰ大･ｳ繝｡繝ｫ繝溘→繝ｴ繧ｧ繝ｭ繝九き縺ｨ縺ｨ繧ゅ↓莉雁ｺｦ縺ｯ蠖ｼ縺後Θ繝ｫ繝ｼ繝ｫ繧定ｿｽ縺??

[mariohさんの感想 · 2016年11月24日]

スドーの最後の言葉泣けた…

ここでまた新キャラ登場で急展開。

[hagiさんの感想 · 2016年6月11日]

「帯.」
人間にとって、
「文字」とは何か！？

[はっさくさんの感想 · 2013年7月11日]

新刊が出ていたことに気づかず半年。毎度ながら、読みごたえがあって物語として本当に面白い。巻が進むたび、各々の成長が胸に染みる。

[nayuさんの感想 · 2013年4月3日]

シュトヘル復活！　　
新キャラ登場！　敵か味方か！？　　　

著者プロフィール

伊藤悠（いとう ゆう）
1977年、東京都生まれの漫画家。女性。夫はイラストレーター・漫画家の前嶋重機。代表作に『シュトヘル』。
大正大学出身。1999年『ウルトラジャンプ』27号第1回ウルトラコンペに入選し、29号掲載の「影猫」でデビュー。連載デビュー作は「面影丸」。短期連載や読み切りをいくつか執筆したのち、佐藤大輔原作『皇国の守護者』連載が人気を博し、2006年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推奨作品に。しかし諸般の事情により物語の完結前に連載終了。2008年から『シュトヘル』を連載し、2012年第16回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。